3週間前のトレーニング中に手首を骨折をしたヴィンチェンツォ・ニバリはプロテクターをつけてトレーニングを再開。
短い合宿の後に医師と相談して出場を決めると言われていた。
手首には、プレートとネジが入ったままだが、ジロ・デ・イタリアへの出場をTrek – Segafredoが発表した。
メッシーナ海峡のサメの登場
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Trek – Segafredoは、ヴィンチェンツォ・ニバリのニックネームである、メッシーナ海峡のサメを表現した画像でジロ登場をアピール。
もっと大きなボートが必要だ! サメがジロ・デ・イタリアにやってくる
ジョーズの映画のセリフを引用して書いてますね。
ニバリが骨折したのは、ルイガノの自宅近くでトレーニングしていた時。これが4月14日のことで、右手首の椎骨骨折となった。
2日後に手術して、骨を固定するプレートとネジが取り付けられている。外を走る時にはカーボンファイバーブレースを使用して、路上でのトレーニングを許可されていた。
リゥィーニョ近くの高度で9日間トレーニング。医師はレース復帰を承認している。
36歳となったニバリにとって、これは最後となるかもしれないジロ・デ・イタリアを逃すことはしたくなかった。
当然、ニバリの状態は最高ではない。
ニバリは公式サイトで
クラッシュの日、4月14日以来、私はジロにいるために回復することを考えているだけだ。
クラッシュせずに達成したいと思っていた最高のコンディションはない。また、プロトンをペダリングする際にも注意が必要だ。
しかし、これまで以上に日々体験するレースについてしか考えられない。はっきり言いたいのですが、一般的な分類をターゲットにするのか、ステージでの勝利を目指すのかを言うのは無意味で不可能だ。
ジロに跡を残したいが、その方法しか理解できません。
総合を狙うことはなく、ステージ優勝を狙うようになるだろう。
ただ、昨年ニバリも認めているように若い世代のパワーを認めている。ニバリ自身のタイムが上がっているのに山岳で遅れてしまったと。ステージ優勝も相当難しいだろう。
Trek – Segafredoのメンバー
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チーム公式サイトで発表されたメンバーは
- 211 ヴィンチェンツォ・ニバリ(NIBALI Vincenzo)
- 212 ジャンルーカ・ブランビッラ(BRAMBILLA Gianluca)
- 213 ジュリオ・チッコーネ(CICCONE Giulio)
- 214 クーン・デコルト(DE KORT Koen)
- 215 エマヌエル・ゲブレイグザブハイアー(GHEBREIGZABHIER Amanuel)
- 216 バウケ・モレマ(MOLLEMA Bauke)
- 217 ジャコポ・モスカ(MOSCA Jacopo)
- 218 マッテオ・モスケッティ(MOSCHETTI Matteo)
エースは、バウケ・モレマとジュリオ・チッコーネとなる。ニバリはステージ狙い。スプリントは、マッテオ・モスケッティが狙う。
ジュリオ・チッコーネも、バウケ・モレマも調子が上がっていないので、総合上位は難しいのではないかな。
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