Team Qhubeka ASSOSが2人の移籍を発表し、来シーズンの27名のメンバーを完成させた。
移籍するのは、ロバート・パワー(RobertPower)がTeam Sunwebから
ベアトヤン・リンデマン(LINDEMAN Bert-Jan)がTeam Jumbo – Vismaから移籍。
彼ら二人の経歴を簡単に紹介。
ロバート・パワー
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ロバート・パワーはオーストラリアのパース出身25歳。兄がプロのラグビー選手だったため最初はラクビーに夢中になっていた。その後自転車に転向。
18歳のころから成績が残っており、イタリアのTrofeo Buffoni (1.1)で優勝。Giro Internazionale della Lunigiana (2.1)でもステージ優勝し総合3位となっている。
2015年にはヘラルド・サンツアー総合6位。ヤングライダー賞獲得。アンダーだが
Giro Ciclistico della Valle d’Aosta Mont Blancでも総合優勝している。
その後、2016年ORICA-BikeExchangeで走り始める。2018年にはストラーデビアンケ6位。ジャパンカップでも優勝。
とても才能のある選手だが、すべてを発揮しきれていない感じだ。
チームに合流すれば、まずはツアー・ダウンアンダーで活躍する所だったけれども、オーストラリアのワールドツアーは中止。
北のクラシックからレース参加となるかもしれない。将来的に期待できる選手だ。
ベアトヤン・リンデマン
オランダ出身のベアトヤン・リンデマンは31歳。2011年Vacansoleil – DCMでワールドツアーデビュー。
だが、オランダのVacansoleil – DCMは2013年を持って解散。
2014年にコンチネンタルのRabobank Development Teamに落ちるが、Tour de l’Ainで総合優勝、Le Tour de Bretagneでも総合優勝して、翌年からTeam Jumbo-Vismaに移籍。
2015ブエルタ第7ステージで優勝。チームには主要メンバーとして6年間在籍し、グランドツアーには7回出場している。
ベアトヤン・リンデマンは、これまでの経験とスキルをチームに伝えることが出来ると考えており、チームからも期待されている。
これで、Team Qhubeka ASSOSは27名のメンバーと契約。NTTの生き残りのメンバーは10名だけで、あとは全て移籍によって構成されている。
さらに、コンチネンタルレベルの選手を追加するかもしれないが、予算的にもこれで一杯かもしれない。
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