2020シクロクロスワールドカップ第1戦ターボルで女子エリートレースで、前腕をディスクブレーキでケガしてしまった世界ジュニア王者シリン・ファンアンローイ(Shirin van Anrooij)。
チェコの病院で手術を受けて、25針を縫う大けが。入院は3~5日と言われていたが、麻酔から醒めるのも速く、言葉の問題もあってオランダに帰っている。
だが、なんと2度目の検診で大変なことが発覚。
2度目
上の写真は、スタートして、すぐに落車した時の様子だが、シリン・ファンアンローイはTelenet-BaloiseLionsのチームジャージを着た一番右側。
腕を押さえている。すぐに立ち上がって、写真を撮るカメラマンの所に行ったが、目をそむけられたとか。
その後、ピットのほうに向かったが、誰もこの酷いケガに対処する術を知らなかった。
シリン・ファンアンローイは、救急車でチェコの病院に搬送。手術もチェコで行った。
以下のインスタは1回目の検診の時の写真だろう。傷が写っているが25針は相当なケガだ。
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チェコから戻ってからは、ベルギーのヘレンタルズ病院で、有名なトゥーン・クレス(ToonClaes)博士が彼女を診察。
彼は以前、マチュー・ファンデルプールやワウト・ファンアールトなどの有名人を扱っている名医。
トゥーン・クレス医師の診断では、チェコ共和国でうまく手術したが、非常に古い抗生物質を使っているので、感染していないかどうか監視すると言われていた。
だが、その不安が的中。
なんとまあ、再度傷口を開いて洗浄とは聞いただけで痛そうだ。麻酔してるから痛みはないでしょうけど。
結局また、2度目の入院となり数日は滞在する予定。通常感染するとか、ないはずですけど、災難でしたねえ~。
女の子なので、傷も綺麗に直したいでしょうし、他の写真をみると右手の中指も骨折しているようで、小さなギプスを巻いている。
ディスクブレーキが、どう当たったのかはわからないですけど、落車の際には危険であることは間違いないですね。
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