ワウト・ファンアールト(Team Jumbo-Visma)は、元所属していたチームから110万ユーロ(約1億3200万円)の損害賠償を求められていた。
これは、以前所属していたVeranda’s Willems-Crelanチームから、ワウト・ファンアールトが勝手にチームとの契約を破棄したとして経済的損失を受けたという内容で提訴しているものだった。
1億円以上とは法外な要求で驚きましたが、裁判の判決は無罪となったようでファンアールトは一安心したとコメントを出している。
法廷問題解決
ワウト・ファンアールトは、元所属していたVeranda’s Willems-Crelanブロコンチネンタルチームとは、契約が残っていたがチームの将来は見えない状態だった。
実際にVeranda’s Willems-Crelanのチーム自体は、Roompot–Nederlandse Loterijと合併して消滅。2019年シーズンはRoompot-Crelanチームとなっている。
ワウト・ファンアールトはTeam Jumbo-Vismaと1年早く契約をした。
裁判所は、ファンアールトには実際に緊急解雇理由があり無罪の判決をくだした。
これについて、ワウト・ファンアールトはツイッターでコメントを出している。
Gerechtigheid is geschied. Wat een opluchting! Het geeft me een enorme boost om verder te werken aan mijn comeback en me hier 100% op te kunnen concentreren. Ik wil graag iedereen bedanken die me heeft gesteund, in het bijzonder @VanSteenbruggeP & @iseasportm.
— Wout van Aert (@WoutvanAert) November 26, 2019
正義が行われました。なんて安心!カムバックに取り組み続け、これに100%集中できるようになることは、大きな後押しとなります。特に私を支えてくれたみんなに感謝したい。
と述べており、一つ問題が解決したことになる。よかった、よかった!
ワウト・ファンアールトの回復具合
シクロクロストレーニングも順調に進めており、ベルギー選手権での砂浜会場でも練習していたファンアールト。
Staravaの記録をみると、ロードでも100km以上のライドを何度も行っているようだ。
毎日、Staravaに記録をアップしており順調に回復しているのがわかる。
現在週平均で460km乗っているので、月で2000km弱だろうか? この調子で乗り込んでいければ足の筋力の左右差も縮まって回復も早まるでしょうね。
法廷問題も、上告されるかもしれないが弁護士に任せて復帰に全力を傾けて欲しい。
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