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2021-2022ワールドカップ第15戦ホーヘルハイデ 世界選手権前の勝者は?

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Photo credit: hans905 on VisualHunt
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ホーヘルハイデでは、マチュー・ファンデルプールの父親、アンドリュー・ファンデルプールの送別レースが2000年2月20日に行われている。

その後、GPアンドリュー・ファンデルプールが誕生。サイクリング委員会のメンバーにはアンドリュー・ファンデルプールも入っており、コース設計者の一人として活躍している。

2003年にホーヘルハイデはワールドカップの一部となる。2023年には世界選手権が開催される予定だ。

2015年以来、マチュー・ファンデルプールは6回中、5回勝利を上げているけど、残念ながら出場はない。来年には復活した走りを見せて貰いたい。

 

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ワールドカップ第15戦ホーヘルハイデ

コースマップ photo ucicyclocrossworldcup

 

コースは、ブラバンドヴァルの森を抜ける通路、木の周りのUターン、レッドツェッペリンの「天国の階段」の曲名の名前のついた長い階段が特徴だ。

速い展開のレースとなりそうだ。

 

スタート

ワールドカップリーダーのエリ・イーゼルビットが中央に並ぶ。

 

物凄いスビードでスタート。少し登っているのだけど駆け上がるスピードが凄い!

先頭は、クイントン・ヘルマンスが奪う。

 

密集したままフィールドに突っ込んでいく。

 

ロードレース並みのスピード感があるコースだ。

 

欧州チャンピオンジャージのラース・ファンデルハールがトップに立つ。

 

2周目

ラース・ファンデルハールに続いて、クイントン・ヘルマンスが続く。トム・ビドコックやエリ・イーゼルビットはかなり後方だ。

 

トム・ビドコックとエリ・イーゼルビットがスタートの遅れから、ようやく先頭集団に追いつく位置まで上がってきた。

 

ラース・ファンデルハールとクイントン・ヘルマンスの二人が少し前に抜けている。

 

3周目

9秒遅れで2位グループが通過。

 

トム・ビドコックが3位に上がっている。前とは6秒差まで詰めてきた。

 

なんと、トーン・アールツが落車。越えられなかった。これは痛い。

 

ビドコックが二人の背中を捕らえた。

 

階段で追いつきそうだ。

 

4周目

ピドコックがペースを上げて先頭に立つ!

 

なんと、ラース・ファンデルハールが下りで落車。それにクイントン・ヘルマンスが突っ込む。

 

なんと、クイントン・ヘルマンスはチェーンが外れたようだ。

 

なんと、クイントン・ヘルマンスはバイクを担いで歩き始めた。終わりだ。

 

落車を通り抜けた、マイケル・ファントーレンハウトが単独2位に。

 

昨日は落車して勝利を逃したトム・ピドコックだけど、今日は彼の日になりそうだ。

 

5周目

17秒遅れで、ラース・ファンデルハールが3位通過。4位はエリ。

 

2位グールプはまとまりそうだ。

 

2位グループは合体。3人の争いとなる。

 

昨日優勝したローレンス・ウィークは5位グループの先頭を引く。二日連続してスーパーな日は中々ない。

 

2位グループはエリ・イーゼルビットが先頭に。

 

おっと、エリ・イーゼルビットがカーブを曲がり切れず、フェンスに当たってしまい後退。

 

6周目

ビドコックのリードは15秒程度であまり変わらない。一気に引き離していく感じではない。

 

2位争いは二人になるかも。少し欧州チャンピオンのラース・ファンデルハールが遅れている。

 

ラース・ファンデルハールは、カーブで少し足をついて更に遅れてしまう。

 

3位を走っていた、マイケル・ファントーレンハウトが2枚目の障害を越えられなかった。あわや落車となりそうに。

 

エリは単独で2位に。少し差が縮まってきたかな。

 

7周目

ビドコックの後ろに、エリの姿が見えてきた。

 

ついにエリがピドコックを捕らえた!

 

背中に張り付くか。

 

直線で、エリが前に出る。

 

一旦、ピドコックは後ろにつく。様子見するかな。

 

後ろの二人も追いつきそうになってきた。

 

先頭は再び4人に。これは凄い戦いだ。

 

後ろから追いついた2人が前に出る。

 

8周目

メカトラで歩いていたクイントン・ヘルマンスは6位で通過。諦めていない。

 

エリがアタックをかけて逃げる。

 

後ろを確認しながらベースを維持するエリ。トム・ピドコックが2位に上がって追う。

 

さあ、ピドコックが追いついた。

 

まだ、2秒の差がある。

 

少しの差だが、詰まらない。

 

カーブを曲がってからエリはスパート!

 

エリ・イーゼルビットの最後のスバードがとても速い!

 

エリ・イーゼルビットが追いつかれることなく勝利だ~!

スタートであれだけ遅れていたのに、最後はトム・ピドコックに追いついてアタックをかけて抜け出すのだから素晴らしい。

トム・ピドコックも抜け出したというよりは、後続の落車によってギャップが出来たので独走したのだけど、このコースでは後続から追い上げたほうが有利に働いたということだ。

最後まで4人で競るというパターンは、これまでにないものだった。展開の速いコースだったことも関係あるかもしれない。しかし、力が拮抗しているのも確かだ。

これは、世界選手権も誰が勝つのか予想がつかなくなりそうだ。

 

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リザルト

  1. エリ・イーゼルビット(Pauwels Sauzen-Bingoal) 1:00:18
  2. マイケル・ファントーレンハウト(Michael – Pauwels Sauzen – Bingoal)+0:02
  3. トム・ピドコック (INEOS GRENADIERS)+0:03
  4. ラース・ファンデルハール(Trek Baloise Lions)+ 0:05
  5. トーン・アールツ (BALOISE TREK LIONS) +0:54
  6. Mees Hendrikx (IKO – CRELAN)  +1:03
  7. クイントン・ヘルマンス(TORMANS CYCLO CROSS TEAM) +1:07
  8. トム・ミューセン(HENS-CONTAINERS MAES)  +1:08
  9. トーン・ファンデボッシュ(PAUWELS SAUZEN – BINGOAL) +1:10
  10. ローレンス・ウィーク(PAUWELS SAUZEN – BINGOAL) +1:20

なお、7位にはいったクイントン・ヘルマンスは日曜日の夜にコロナ陽性が発覚。アメリカでの世界選手権には出場できなくなった。

 

こちらはフル動画

 

 

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