Huntが新たにリリースした2つのディープセクションホイールは、エアロアドバンテージを求めるトライアスリートやタイムトライアリストをターゲットに、競争力のある価格を実現している。
今回登場したのは
- HUNT 7387 AERODYNAMICIST CARBON DISC WHEELS
- HUNT 8387 AERODYNAMICIST CARBON DISC WHEELS
名前からもわかるようにの前後のリムハイトが違う2種類のホイールだ。
ただ、リアは87mmだけなので、フロントのリムハイトを73mmか、83mmで選択することになる。
HUNT AERODYNAMICIST CARBON DISC WHEELS
2つのエアロダイナミックホイールセットは、エアロダイナミストコレクションに新しい深みとパフォーマンスをもたらしている。
それらは、横風の安定性を維持しながら可能な限り最小の抗力を提供するように設計された、独立したフロントおよびリアリムプロファイルデザインを特徴としている。
HUNT Bike Wheelsのエンジニアリングチームと製品開発チームは、社内の計算流体力学(CFD)分析手法と、広範な風洞試験を組み合わせて、空力的に高度な3つのホイールを開発。
各ホイールセットの組み合わせは、さまざまな分野、トライアスロン、タイムトライアル、クリテリウムライダーを対象としている。
フロントとリアで異なるのはリムの高さだけでなく、リムの形状も大きく異なる。
フロントでは、リムは外側に膨らんで34mmの球状になっている。ホイールセットは25mmタイヤよりもかなり広く、スポークに接する部分は鈍いU字型の仕上げになっている。
リアは、より幅の狭いデザインを採用し、幅30mmとV字型に仕上げているが、まだ少し丸みを帯びた仕上げになっている。
リム内部幅は両ホイールとも20mmと同じで、幅広だが、ホイールが最適化されている25mmのタイヤ幅に対して境界を越えるほど幅広ではない。
新しいホイールセットは両方とも、HuntのSprint SL 7.5ハブを使用。
ユーザーは、標準のHUNT EZOベアリングを購入するか、Ceramic Speedベアリングにアップグレードしてさらに高速化することができる。
HUNTは、新しいホイールセットの2年間にわたる開発、プロトタイピング、テスト、および検証をまとめた完全な調査ホワイトペーパーを公開している。
HUNTは、ホワイトペーパーで次のように述べている。
気流の層流の性質により、別の物体のすぐ後ろにある物体は、さまざまな速度と方向の無秩序な気流にさらされている。
したがって、これらの無秩序な気流条件での抗力を低減するように設計する必要がある。これをサイクリング、特にホイールに適用すると、前輪と後輪は異なる気流条件に遭遇するため、システム内で独自の空力的役割を果たしている。
HUNTエンジニアリングチームは、このシステムのフロントリムとリアリムを特定の役割のために意図的に設計し、抗力の低減、横風の安定性、および軽量の最適な組み合わせを作成した。
Huntは、コナのトライアスロン世界選手権の状況でホイールをシミュレート。結果は、テストされているセットの中で最も空力的なセットアップは25mmタイヤの8387ホイールだとわかっている。
HUNTのリサーチホワイトペーパーはここをクリックしてください。
HUNT8387エアロダイナミストカーボンディスクホイールセット
- 寸法 : フロント:深さ83mm(34mmext・20mmin)リア:87mm深さ(30mmext・20mmint)
- 重量 : フロント83:815g・リア87:981g 合計1,796g
- ハブ : Sprint SL 7.5ハブ、エンゲージメント率7.5°。ハブシェル内に48個のラチェットを備えたマルチポイント爪。センターロックディスク
- スポーク : ピラースポーク
- 価格 : 8387 EZO:220,318円・ 8387セラミックスピード:273,485円
HUNT7387エアロダイナミストカーボンディスクホイールセット
- 寸法 : フロント:深さ73mm(34mmext・20mmin)リア:87mm深さ(30mmext・20mmint)
- 重量 : フロント73:795g・リア87:981g 合計1,776g
- ハブ : Sprint SL 7.5ハブ、エンゲージメント率7.5°。ハブシェル内に48個のラチェットを備えたマルチポイント爪。センターロックディスク
- スポーク : ピラースポークXTRA
- 価格 : 7387 EZO:211,241 円・ 7387セラミックスピード:264,408円
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