ロードバイクの情報を発信しています!

チューブレスタイヤがパリ~ルーベを獲得 チューブラーはなくなるか?

機材情報
PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN
この記事は約4分で読めます。

パリ~ルーベの女子レースで勝利したのはTrek-Segafredoのリジー・ディグニャン。

TREK Domaneに乗っており、BontragerAeolus RSL 37ホイールには、幅30mmのPirelli P-Zero Race TLRタイヤが装着されていた。

チューブスタイヤが、ついにパリ~ルーベを制したことになる。多くのチームがチューブレスでレースしており、続く男子レースでも多くのチームが使うと言われている。

チューブレスがレースの世界からもなくなってしまうのだろうか?

 

スポンサーリンク

30mmのチューブレスタイヤ

リジー・ディグニャンのTREK Domane PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN

 

女子のレースでは、Trek-Segafredo、Movistar、Ceratizit-WMT、Canyon-SRAMの各チームはすべてチューブレスで走ったことが確認されている。

女性レースでヴィトリアを装備したチームはすべて、ブランドのチューブラータイヤを選択。多くのタイヤメーカーがチューブレスに舵を切っているということだ。

UAE Team Emiratesも、30mmのチューブレスタイヤで走るとメカニックが言っている。

2年前にアレクサンダー・クリストフが25mmのチューブレスタイヤを選んで、失敗したことからタイヤ幅は広いものを使用している。

チューブレスの転がり抵抗は優秀であり、これで重量も下がればメリットも多い。更に実際にレースで勝利を収めると実績も出来る。

パリ~ルーベはパンクの多いレースであり、チューブラーが一般的だった。これも変わってしまうのだろうか?

 

Continentalもチューブレスを開発

PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN

 

フィリッポ・ガンナが世界選手権個人TTでタンウォールのチューブレスバルブのついたGP 5000を使用していた。

 

Continentalは、チューブレスタイヤも開発しているようで、パリ~ルーベでは多くのチームが使うことも確認されている。

 

PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN

 

2021世界選手権ロードでも、イネオスのトム・ピドコック、ルーク・ロウ、ミハウ・クフィアトコフスキ、ベン・スゥィフトは、同じタイヤの真っ黒なバージョンに乗っている。

メカニックがサイドウォールのブランドを黒く塗りつぶさなかったため、「Continental Grand Prix 5000STR」のラベルがはっきりと見えている。

STRは、これまで名前がないタイヤであるが、この新しいタイヤがどのようなアップデートを提供するかはわかっていない。

TRはチューブレスレディを表しているだろう。

 

Groupama-FDJの女性チームFDJ Nouvelle-Aquitaine Futuroscopeもパリ~ルーベでチューブレスを使用

 

新しいタイヤに乗っているのは、Groupama-FDJ、Ineos Grenadiers、FDJ、Movistar、Bahrain-Victoriousなどが確認されている。

ルーベの偵察中に見たものから、ほとんどのライダーは前部で30mm幅のタイヤを走らせ、後部で32mmとペアになっている。

石畳では、重量が重要な要素になることはない。グリップ、耐パンク性、転がり抵抗がはるかに重要となる。

チューブラーがレースの世界からすぐになくなることはないだろうが、チューブレスタイヤが軽量化されていけば、デメリットが少なくなり使用される可能性は高くなるだろう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました