Trek-Segafredoがツール出場メンバーを発表。
メンバーはとても良いのだけど、ジュリオ・チッコーネはジロも出場しており、総合順位は狙わないようだ。
チームの目標はあくまで、ステージ勝利を目指すメンバーとなっている。
Trek-Segafredoのツール出場メンバー
Our 8 Vikings are Copenhagen bound on the hunt for treasure! 🏆💛#TDF2022
🇩🇰 @Mads__Pedersen
🇳🇱 @BaukeMollema
🇧🇪 @Jasperstuyven
🇮🇹 @giuliocicco1
🇱🇺 @alexkirsch92
🇱🇻 @Tomashuuns
🇺🇸 @QuinnSimmons9
🇫🇷 @tonygallopin pic.twitter.com/wyJBe9GVZw— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) June 27, 2022
マッズ・ピーダスン
アレックス・キルッシュ
ジュリオ・チッコーネ
バウケ・モレマ
トムス・スクインシュ
ジャスパー・ストゥイヴェン
クイン・シモンズ
今年のデザインはVictorious Vikings。勝利を狙う海賊。8人の海賊がコペンハーゲンで宝探しをしている。とコメントが。
マッズ・ピーダスン
今回ツールの開幕戦がデンマークのコペンハーゲンからスタートするので、マッズ・ピーダスンの目標は、第1週でマイヨジョーヌを着用することだ。
個人タイムトライヤルもかなり改善しており、ツール直前のバロワーズ・ベルギーツアー第3ステージではTTで2位となり、リーダージャージをキープしている。
更に、2022エトワール・ド・ベセージュ第5ステージの個人タイムトライヤルでフィリッポ・ガンナと7秒差で2位となっている。
それでも、ツール開幕戦でマイヨジョーヌをゲットとはならないだろう。
けど、13kmと距離も短いので数秒以内でゴールできれば、平坦ステージでボーナスタイムを獲得してマイヨジョーヌを獲得というもの夢ではない。
マッズ・ピーダスンとしては、デンマークの第2・3ステージで勝利するのが目標となる。
バウケ・モレマ
オランダの混合リレーでは常に金メダルのメンバーでTTは得意。だが、今回オランダ選手権個人タイムトライヤルでトム・デュムランを破るとは~。
オランダ選手権TTの25.6kmでは、トム・デュムランを31秒も引き離している。
今年で引退となるトム・デュムランは、世界選手権TTを目標とするはずだったのだけど、その夢を見事に砕いてしまった。
今年のジロでも3回逃げに乗り、第7ステージではクーン・ボウマンに次いで2位となっている。今回も逃げてステージ優勝を目指すことになる。
引退までTrek-Segafredoで走るので、安心してステージだけ狙えば良い。
クイン・シモンズ
U23を通り越して、Trek-Segafredo入り。だけど、レース出場停止なども受けている。
今回ツール初出場をゲットしたのは、山岳での強さを見込まれてのことだ。まずは、2022ティレーノ〜アドリアティコで山岳賞獲得。
ツール直前のツール・ド・スイスでも山岳賞を獲得した。
21歳で迎えるツールでも山岳賞を目指していくと面白い。ただ、ツールは超級ステージのゴールの山岳ポイントの比重が大きいので、コツコツ稼いでも最後に総合勢にさらわれるパターンとなる。
昨年のツールが良い例で、Bahrain Victoriousのワウト・プールスが前半から頑張っていたのに、最後にはタデイ・ポガチャルに山岳賞も奪われてしまった。
だけど、ツールでは注目度が違う。山岳賞争いに若い21歳のクイン・シモンズがチャレンジするだけでも話題となる。是非、狙って貰いたい。
今回のTrek-Segafredoのメンバーは、クラシック班からマッズ・ピーダスン、ジャスパー・ストゥイヴェン。山岳ではジュリオ・チッコーネ、バウケ・モレマ、クイン・シモンズ。
ジュリオ・チッコーネにも、山岳のステージ優勝を狙って貰いたい。山岳賞をジュリオ・チッコーネが狙って、クイン・シモンズがアシストするパターンでも面白いだろう。
今回、逃げて勝てるメンバーが揃っている。さて、このメンバーで、ステージ勝利がつかめるのか注目だ。
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