先日、フランスのプロチームDELKOの解散が発表されたばかり。
今度は、イタリアのVini Zabuがプロチームでなくなるかもというニュース。チームには佐野淳哉選手が2013年、2009年には宮澤崇史選手も所属していた。
メインスポンサーのVini Zabuがスボンサーから降りることからチームがプロチームとして活動することが困難となりそうになっている。
チーム規模を縮小か
C’è un cambio nella selezione per la #VenetoClassic con Jan Petelin che rimpiazza Daniel Pearson
There is a change in the line up for tomorrow’s Veneto Classic with Jan Petelin replacing Daniel Pearson#ForZabù pic.twitter.com/DnODyI9GSO
— Vini Zabú – Pro Cycling Team (@Vini ZabuProTeam) October 16, 2021
Vini Zabuは、毎年ジロ・デ・イタリアに出場。2020年ジロ出場ではパワーメーターを使わないことでニュースとなったチームだ。
ただ、2021年はジロのワイルドカードを得られなかった。これは、チームの2人のメンバーが12か月以内にドーピング防止規則に違反し、4月7日まで遡って30日間のレース出場停止処分となったため。
チームは自主的にワイルドカードを返上している。
メインスボンサーのVini Zabuはイタリアのワインメーカーであり、ジロ・デ・イタリアにチームが出場出来ないのではアピールの場が限られてしまう。
また、2度もドーピング検査で陽性というのは印象が悪い。
Vini Zabuは、来シーズンからベルギーのワールドチーム、Intermarché-WantyGobertのスボンサーとなることが噂されている。
チームは、プロチーム存続を諦め、U23チームかコンチネンタルチームとして規模を縮小して続けるしか道がなくなる。
10月17日のベネトクラシックがチームの最後のレースとなる可能性が高くなっている。2009年からプロチームとして活躍していたので、続けられることを願いたいが難しい状況だ。
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