タデイ・ポガチャルは、スタートから84km。やや下り坂の部分で落車。
前を走るEF Education-EasyPostのミッケルフレーリク・ホノレの前輪が大きな穴でパンクしてしまった。
タデイ・ポガチャルは、日曜日にゲンクの病院で手術を受け、成功している。
落車の状況
これは事故現場付近の練習の様子。道路状況は中央付近でもとても悪い。
ベルトーニュのN826。アルデンヌの典型的な2車線の道路で、左側に灰色の衝突防止柵があり、右側に松林がある場所。
主催者は、これらの穴の部分に蛍光スプレーで目印をつけていた。だが、70km/hの速度では蛍光標識が見えない。
集団先頭を走っていたSoudal – Quick Stepのルイス・ファルファークが現場の様子を語っている。
「道路は少し下りだったので、プロトンの速度は非常に速かった。突然、路面左側に直径1m近くのクレーターができた。
レムコはちょうど間に合うように蛍光マークを見て、それを飛び越えることができたが、ミッケルフレーリク・ホノレはできなかった。彼がそのピットを通り抜けたとき、彼の2本目のタイヤが爆発した、それはそのピットの深さだった。
ミッケルフレーリク・ホノレは、左に倒れタデイ・ポガチャルを引きずった。あの井戸は本当に危なかった。彼らが私たちをそのような悪路に追いやったのは、組織の間違いだと思う。」
後ろを走るUAE Team Emiratesのジョージ・ベネットは、タデイ・ポガチャルを避けれたがタイヤが爆発したと。
結局、タデイ・ポガチャルは100mほどバイクにまたがったが、痛みのために断念している。チームドクターを乗せたサポートカーで120km走り、ゲングのオースト・リンブルク病院で午後に手術を受けている。
レース主催者はコメントしていないが、大きな穴ならば警備員を立たせておくことも出来たのではないだろうか。モトバイクで先回りしておけば可能だと思うのだけど。
回復には
Medical Update : Dr.Adrian Rotunno (Medical Director): “The surgery on @TamauPogi ‘s scaphoid was successful and he will travel home tomorrow for recovery and rehabilitation .”
Get well soon Tadej 🙏✌️#WeAreUAE pic.twitter.com/cbwbnq48bj
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) April 23, 2023
タデイ・ポガチャルは、左手首の舟状骨と月状骨の2つの骨折を負っている。
しかし、手術が必要なのは舟状骨骨折のみで、ゲンクの手外科専門医が手術を行った。
舟状骨骨折とは
手の関節を構成するひとつの骨である「舟状骨」と呼ばれる骨に骨折が生じた状態を指す。
月状骨は、舟状骨のすぐ隣にある骨で、それが壊れたら出来ることはない。治るには時間がかかる。
骨折の重症度にもよるが、ポガチャルの場合には6週間かかるだろうとのこと。主治医によると、力を入れすぎない限り、彼はすぐに再びローラーに乗ることができ、山でも乗ることができるとも。
ただ、チームドクターの話では、
「2つの骨折に加えて、タデイは手に多くの傷を負っている。最初に完全に治癒する必要がある。
その後、屋内で慎重にトレーニングを開始できるが、5月の高度トレーニングは時期尚早となる。タデジは4週間から6週間離脱する。」
完全にトレーニングが出来るのは6月となると、ツールまで1か月しかない。これで100%のヨナス・ヴィンゲゴーと戦うのは厳しいかもしれない。
これまで、タデイ・ポガチャルには、大きなケガがなかった。だが、不可抗力とも言えるケガで離脱となるのは悲しい。計画では2週間は休息だったので、とりあえず安静にしておくしかない。
コメント
前回はギリギリで落車を回避したポガチャルも、時速70kmではどうしようもなかったんですね(>_<)
主催者も落車の映像は撮れてないのか、出回りませんね。
絶好調どうしのレムコ対ポガチャル楽しみでしたが残念です。
最高の状態でツールにもどってかてきてほしいものです。
ベンヒーリーはクラシックシーズンで実力を示したましたね!今後が楽しみです。
ちゃんと補修しなければ行けない私の居住地の道も穴だらけ主要国道地方道でも穴だらけです今の道路はアスファルト舗装なので車重上がった車両には耐久性が大幅に不足して居るだろうと私はなので下に鉄網を引いてそこにアスファルト舗装すればもう少し良くなりかなと今は砂利引いて居るがそうしないとダメかもと。
インフラの耐久性は、道路に限らず橋なども危ない。これから陥没や橋の落下なども置きそうです。アスファルトも何年も持つ訳ではないので如何に事故なく持たすのかは難しい問題ですね。
しかし、大きな穴などは塞いでほしいかと。
今回、レース中継が始まるのが遅かったのでモトバイクのカメラも回してなかったのでしょうね。
まあ、バイクに乗ってずっとカメラを構えているのも大変だし。にっくき穴の場所が分かればまだ追記します。ただ、ポガチャルも骨折は本当に痛い。日にち薬しかないので、ツールに100%とはいかなかもしれませんね。
ベン・ヒーリーは本当に凄く強い。アイルランド国籍だけど、元は英国人。10代からすでに片鱗は見せていたようです。
足に問題無ければ通販等で販売して居る足運動器具で負荷は一般向けなので小さいがそう言うもので足の筋肉運動は可能かと私所有物はイスに座ってペダルをこぐ使用時間制限は無いようなので負荷が軽いので朝から夕方迄電池切れ迄問題無いようです後はイスに座り器具に素足で電流を流して筋肉を疲労させて筋肉を擬似疑似疲労させて運動したようにするものも在りますのでそう言う器具でローラー台等で室内練習出来る迄は対応多分するのかと私は想い考えます両方安価で2台買っても10万円予算でお釣りが出るはずですただスロベニア欧州で入手可能は不明ですただ電源はボタン電池電池なので被災地でも稼働は可能です雨さえ無ければ平坦な駐車場野外でも使用可能です。
主治医は、ローラーとかは漕げるはずと言っているので、2週間過ぎれば少しずつ室内トレーニングから再開でしょう。
ただ、手首は厳しい。私も親指脱臼骨折で手術してギプスしてましたけど、かなり長い間していたような記憶があります。
世界一のプロ選手なので、最高の医療体制、器具、トレーニングは整うので足の力は落ちないかもしれないですね。