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Team Arkéa Samsicは、ジロ・デ・イタリアを辞退 その理由とは?

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
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昨年末にTeam Qhubeka NextHashがチーム消滅してしまった。

そのため、Team Arkéa Samsicは、プロチームランキング2位だったが、ワールドツアーレースに自動招待となった。

当然、全てのグランドツアーに出場するのかと思っていたが、チームはジロ・デ・イタリアを辞退することを正式に発表。

ワレン・バルギルはジロへの出場を希望していたのだけど。

何故、アルケア・サムシックはジロ・デ・イタリアを辞退するのだろうか?

 

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ジロに不参加

 

チームのGMエマニュエル・ヒューバートは、ジロ不参加を公式サイトで発表。ツールとブエルタのみ出場する。

これにより、ジロでは、ワイルドカードが一つ増える。正式発表はないけど、Bardiani CSF、Drone Hopper、Eolo–Kometaが有力視されている。

プロチームにとってグランドツアーに出場することは、スポンサーにとってもメディア露出が多く喜ばれることだと思うのだけど、どうして辞退したのか?

これは2022年のUCIポイントを出来るだけ稼ぎたいというチーム戦略があるようだ。

ジロ・デ・イタリアは5月6日から5月29日まで開催される。3週間力のあるライダーが他のレースに出場出来なくなる。

その間、ヨーロッパツアーの1クラスのレースは、約15レースもある。

ジロで上位に入れずUCIポイントの獲得数が少なくなるよりは、1クラスのレースで確実にポイントを稼いだほうが良いと考えたのだろう。

アルケア・サムシックは、2023年にワールドチーム入りを目指しており、2022年のUCIポイント獲得数は非常に重要になる。

昨年は、UCI獲得ポイント17位。今年は、ナイロ・キンタナがツール・ド・プラヴァンスで総合優勝したため、現在はUAEに続いて2位だ。

このまま上位で推移することは考えられない。シーズン前半に、更にUCIポイントの獲得数を増やすための苦肉の策というものだろう。

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