タデイ・ポガチャルは、ツールを総合2位で終えて休養と言われていたが、世界選手権ロードとタイムトライヤルに出場することが確認された。
ポガチャルは、ツール後に5日間の休養。その後、サイクリング界で最も伝説的な登りのひとつであるマドン峠で、リッチー・ポートの持つKOMを抜いている。
タデイは、STRAVAの題名に「リッチー・ポートがヨーロッパに帰ってくるのを待つ」とユーモアを交えてつけている。
マドン峠のKOM
ゴルビオから山頂までの9.77kmの区間で、ポガチャルは23分53秒の自己ベストを記録した。
リッチー・ポートの以前のKOM(24分23秒)は、マイケル・ウッズ、ダヴィ・ゴデュ、クリス・フルームらトップレベルのビッグネームがひしめくリーダーボードで2位につけている。
マドン峠は、ツール・ド・フランスに登場したことはないけど、ランス・アームストロングや、最近ではリッチー・ポートやフルームがテストコースとして使用したことで、プロサイクリング界で最も象徴的な上りのひとつとなっている。
モナコ近郊の登りで、本当の名前はCol de la Madone de Gorbio。マドンの名前は、ランス・アームストロングが乗っていたからでしょうね。
タデイは、ツール後に5日間の完全休養。疲労はかなり抜けたのは間違いない。
スロベニアロードのメンバー
It is official 🇸🇮 @tamaupogi is going to @CyclingWorlds World Championship 2023 in Glasgow!
Cycling @TeamSlovenia is going to be the strongest by the number of Slovenian cyclists, mountain bikers and BMX riders in history! #ifeelsLOVEnia #sloveniaoutdoor
📷 @AlenMilavec pic.twitter.com/Op4iOMnd2B
— Feel Slovenia (@SloveniaInfo) July 31, 2023
世界選手権に出場するスロベニアのロードメンバーは8人
- タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
- ルカ・メズゲッツ Team Jayco AlUla
- ドメン・ノヴァク UAE Team Emirates
- マテヴジュ・ゴヴェカル Bahrain Victorious
- Jaka Primožič(Team Hrinkow Advarics)
- クリスティヤン・コレン Adria Mobil
- Tilen Finkšt(Adria Mobil)
- Anže Skok(Ljubljana Gusto Santic)
他国のワールドツアーのメンバーで占められてチームと比べると厳しい。特にプリモッシュ・ログリッチも、マテイ・モホリッチもいないし。タデイ・ポガチャルがどこまで走れるのかは疲労の抜け次第かもしれない。
個人タイムトライヤルは、スロベニア代表はタディ・ポガチャルだけとなる。
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