Team Jayco AlUlaから INEOS Grenadiersに電撃移籍したカレブ・ユアン。
カレブ・ユアンはミラノ~サンレモで2度2位になっており、少し大げさだがラ・プリマヴェーラのエキスパートと呼べるだろう。
ユアンは、今年のミラノ~サンレモには出場しない。だが、優勝候補の一人であるタデイ・ポガチャルがどのようにレースに臨めば勝利の可能性を高められるかについて、いくつかのアイデアを披露している。
ミラノ~サンレモに勝つには
この投稿をInstagramで見る
2018 ミラノ~サンレモではヴィンチェンツォ・ニバリに次ぐ2位。2021 ミラノ~サンレモではジャスバー・ストゥイヴェンに次ぐ2位。
集団でゴールに向かえればスプリンターのカレブ・ユアンでも優勝のチャンスはあった。
カレブ・ユアンは、ゲラント・トーマスのThe Geraint Thomas Cycling Podcastで、タデイ・ポガチャルのミラノ~サンレモの可能性について話している。
タデイ・ポガチャルがミラノ~サンレモを狙っているけど、優勝するにはどうすればいいと思う?
ポガチャルがミラノ~サンレモで勝つのは難しいだろう。 特にマチュー・ファンデルプールのようなクライマーとスプリンターの中間にいるような現在のライダーの中ではね。

チプレッサとポッジョの登り photo:RCS Sport
ミラノ~サンレモでは、フィニッシュから20km弱でチプレッサを通過するよね。ここでの攻撃はどうだろうか?
通常、僕のようなライダーは、あのような上り坂を最高の状態で越えてくる必要はない。 ミラノ~サンレモでは、誰かを驚かせるような場所はない。
もし、君がポガチャルだったら、どう走るんだい?
自分が思うに、彼が過去に犯した過ちは、チプレッサを難しくしすぎたことだ。
そのせいで、チプレッサとポッジョの間のレースがとても簡単になってしまった。 ポッジョへのリードアウトは通常フルスロットルなのに、より多くのアシストが脱落していた。
ある年は、ポッジョが始まる前から500ワットで走っていたことを覚えているよ。
じゃあ、ポガチャルの戦術は逆効果だったというのかい?
アプローチが簡単になったことで、彼が落とさなければならない選手がよりフレッシュになった。
自分の考えでは、彼の最善の策は、チプレッサを気楽に走り、できるだけ多くのチームメイトをキープすることだ。 そして、ポッジョへの完全なリードアウトを行うことだ。
確かに、2024 ミラノ~サンレモでは、チップレッサではタデイ・ポガチャルのアシストは6人いた。だが、最後の登りポッジョではティム・ウェレンスだけに。
そのため集団を絞り込めるところまではいかなかった。最後のポッジョでもっと速いペースであがるには、アシストの数を増やすべきだとカレブ・ユアンは考えている。
UAE Team Emirates – XRGの現在のミラノ~サンレモの暫定メンバーは
- タデイ・ポガチャル
- ティム・ウェレンス
- ヨナタン・ナルバエス
- ドメン・ノヴァク
残りのメンバーもポッジョの前から全開で飛ばしていけるメンバーを備えないといけない。多くのアシストでトレインを組むならば、よりライバルを絞っていけるはずだ。
コメント
タイトルがパリニースになってますねー
いつもながらありがとうございます。なんのこっちゃになってますね。また、よろしくお願いいたします!