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2025 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第6ステージ レムコとヨナス・ヴィンゲゴーは結果についてどう思っているのか?

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Photo credit: Photos A.R. on Visualhunt.com
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1分1秒のタイム差。

誰が、タデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーのタイム差が7.3kmの距離で1分もつくと予想できただろうか。

確かに勾配はきつかったけれど、超級山岳ほどの距離もなく最大勾配の角度もなかったと思われる。レムコ・エヴェネプールについては、前日の落車の影響がなかったとは言い切れないだろう。

 

だが、ヨナス・ヴィンゲゴーについては…..。

 

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ヨナス・ヴィンゲゴー Team Visma | Lease a Bike

 

タデイ・ポガチャルがヨナタン・ナルバエス、ティム・ウェレンスのアシストを受けて発射したのは残り7.3km地点。

ヨナス・ヴィンゲゴーがタデイ・ポガチャルについていけたのは、わずか100mだけだった。その後、ペースで間隔を保っていくように見えたけれど、タイム差は広がるばかり。

 

 
 
 
 
 
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結局、ヨナス・ヴィンゲゴーはゴール後にタデイ・ポガチャルと握手したけれど、バスに直行。インタビューに応じることはなかった。

第1ステージからアタックをかけ、調子の良い様子だっただけにこの結果は受け入れがたいものだったのだろう。

瞬間的なアタック時のパワーは、タデイ・ポガチャルが完全に上回っている。続く第7ステージのクイーンステージでは、どんな展開になるだろうか。奮起が期待されるが、果たして。

 

レムコ・エヴェネプール

 

レムコ・エヴェネプールが遅れたのは、残り7.5km地点。UAE Team Emirates – XRGのヨナタン・ナルバエスの引きの時に切れてしまう。

さらに、ティム・ウェレンスが加速しようとした時に、タデイ・ポガチャルがアタック。もう、ここからは遅れる一方だった。

タデイ・ポガチャルに、ヨナタン・ナルバエス、ティム・ウェレンスと最後まで残っていたのに対して、レムコは丸裸。前日に ルイス・フェルファークも鎖骨骨折で失っており自分で引くしかなかった。

結局タイムトライヤルで稼いだタイム差を吐き出してしまい、ゴールでは1分50秒も遅れる。総合でもフローリアン・リポウィッツにも抜かれ1分22秒差に。後ろにはマッテオ・ヨルゲルソンが19秒差で迫ってくる事態だ。

 

レムコ・エヴェネプールのコメント

もしかしたら転倒のせいか、単に調子が悪かっただけかもしれない。そういうこともあるさ。すごく速かった。最後から2番目の登りではまだ調子はすごく良かったんだけど、最後の登りでは回復が足りなかったんだと思う。

彼らはまるでゴールが2キロ先にあるかのように登り始めた。本当にクレイジーだった。しかし、ポガチャルは 今回も圧倒的に優位だった。彼は世界最高のライダーであることを再び証明した。

 

わずか8キロの登りで、これは本当に大きな差だ。すぐにペースを落としていたようですが。

1キロごとに少し落ち着いていた。 今日は本当に爆発的だった。相手が攻撃を始めた瞬間から、難しいレースになるだろうと感じた。

ヴィンゲゴーも少し落ち着いていたが、私の方がもっと落ち着いていた。明日は新しい日だ。もしかしたら、その時は僕の足は全く違う状態になっているかもしれない。

 

決勝では、チームメイトなしでしたが、ツールに向けて悪い兆候でしょうか?

我々はたった7人で最後から2番目の登りに到達した。ポガチャルは一人しか持っていなかったし、フローリアン・リポウィッツもエンリク・マスも独りだった…。

その時点で余裕のあるチームは多くなかった。私たちのチームにはまだ怪我から回復中の選手もいる。マキシミリアン・シャフマンのような選手がこのような登山を生き延びることは到底期待できない。あまり心配する必要はない。

 

チームは、ツール・ド・フランス第3週までは時間があり、登りもこれまで以上に改善できるとしている。事前情報では、レムコの登りのスピードはかってないほどに上がっているとチームメイトからも言われていたけれど、このステージに限ってはそんなことはなかったようだ。

続くクイーンステージでどうなるのか。フローリアン・リポウィッツ、マッテオ・ヨルゲルソンとの戦いも視野にいれないといけない。

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