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2024 パリ~ニース プリモッシュ・ログリッチはロケットスタートが切れず

海外情報
UnsplashNick Fewingsが撮影した写真
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Jumbo-VismaからBORA – hansgroheに移籍した、プリモッシュ・ログリッチ。

プリモッシュ・ログリッチは、BORA – hansgroheでのデビューを違った形で想像していたに違いない。

プリモッシュ・ログリッチは、パリ~ニースで総合10位にとどまり、総合優勝のマッテオ・ヨルゲンソンから5分半以上遅れた。プリモッシュ・ログリッチに何があったのか?

 

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アタックは不発

 
 
 
 
 
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プリモッシュ・ログリッチがアタックを見せたのは、第6ステージの勝負所、ゴール手前の2級山岳 ラ・コル=シュル=ルーだった。

チームメイトのマッテオ・ソブレロがリードアウトして鋭いアタックをみせたプリモッシュ・ログリッチは、一時は集団をリード。

だが、すぐにUAE Team Emiratesのブランドン・マクナリティに追い付かれ、レムコ・エヴェネプールにも追いつかれてしまった。

本調子のプリモッシュ・ログリッチならば、少人数に絞り込んで逃げ続けたはずだ。レース中もレムコに調子は良くないと話しており、今シーズンの初戦はベストでないことは明らかだった。

例年プリモッシュ・ログリッチは、初戦から総合優勝を飾ることも多い。2023年はティレーノ〜アドリアティコ総合優勝、2022年もワンデーレース2戦の後の、パリ~ニースを総合優勝。

2021パリ~ニースも最終ステージで落車するまでは、トップを快走していた。今回のパリ~ニースでは、Team Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソンが総合優勝。

山岳アシストは、ウィルコ・ケルデルマンとクーン・ボウマンの二人。対するプリモッシュ・ログリッチには、アレクサンドル・ウラソフとマッテオ・ソブレロがいた。

その他は、スプリンターのためのメンバーであり、それほど戦力的には違わないと思われる。では、プリモッシュ・ログリッチがロケットスタートを切れなかったのは何が原因なのか。

 

プリモッシュ・ログリッチのコメント

まったく新しい環境だ。でも、パリ~ニースで優勝したとしても、私の人生は変わらない。軽率なことはしたくない。今回のレースでは、まだすべてに慣れる必要があった。

みんなにも、スタッフにも。それに初めてのレースだった。明らかにこれが必要だった。今、僕は再び力をつけるためのいいポジションにいる。

もちろん、パリ~ニースには勝つつもりで来た。そうでなければ来なかっただろう。もちろん、優勝することを念頭に置いてパリ〜ニースに来た。それがここで僕がしたことだ。

健康でいられたし、体調も万全だった。それが重要だ。これらの努力は脚に戻った。次のレースに向けてね。

 

かつては、ロケットのように走り回るのに準備レースを必要としないことが多かったですが。

最近はみんなロケットが多いね(笑)。高地トレーニングをしているのは明らかに僕だけじゃない。そう、彼らもシーズンを始める準備はできているんだ。

 

パリ~ニース最終ステージでは、逃げアレクサンドル・ウラソフが乗っていたし、プリモッシュ・ログリッチは後ろで待機していた。理想的な展開ではあったけれど、アレクサンドル・ウラソフは疲れており、プリモッシュ・ログリッチは積極的に、追走に力は貸していない。

プリモッシュ・ログリッチの調子がどうだったのかはわからない。

2023年シーズン、キャリアハイの16勝をあげたプリモッシュ・ログリッチだが、本調子となるには時間がかかるということだろうか。

次のレースは、2度総合優勝しているイツリア・バスクカントリー。ここでは、元チームメイトのヨナス・ヴィンゲゴーとレムコ・エヴェネプールとの戦いとなる。

ここで、プリモッシュ・ログリッチのコンデションがわかるはずだ。果たして、どんな走りをみせるだろうか。

 

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