2025 ツール・ド・スイス第8ステージ 山岳個人タイムトライヤルでミッションインポッシブルは成功か??

第1ステージでついた3分22秒の差をUAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダは33秒まで縮めてきた。

残るは最終ステージの山岳個人タイムトライヤルのみ。クライマーのジョアン・アルメイダは総合トップのケヴィン・ヴォークリンからリーダージャージを奪うことが出来るのか。

ケヴィン・ヴォークリンもTTは得意。今シーズンはエトワール・ド・ベセージュ第5ステージのTTで勝利している。総合の決着はラスト2人の走りで決まりそうだ。

 

第8ステージ　ベッケンリート～シュトックヒュッテ　10km

 

総合優勝をかけた戦いは、シュトックヒュッテ・スキーリゾートへの登り坂の斜面で行われる。

平均勾配は9%。最後の5.3kmでは、平均勾配はなんと9.8%にも達する。そして、最後から2kmには、平均勾配11.5%の600mの区間が待ち構えている。

 

1. 中間計測　4.5km

 

マウロ・シュミット　Team Jayco AlUla

マウロ・シュミットがスタートしている。

 

マウロ・シュミットは、31分55秒で暫定24位。

 

フランク・ファン・デン・ブルック　Team Picnic PostNL

フランク・ファン・デン・ブルックは30分8秒で暫定4位。

 

ニールソン・ポーレス　EF Education-EasyPost

ニールソン・ポーレスは、30分47秒で暫定11位。

 

アレクサンドル・ウラソフ　Red Bull-BORA-hansgrohe

アレクサンドル・ウラソフは山岳賞確定。

 

アレクサンドル・ウラソフがスタート。

 

中間計測を通過。12分1秒。

 

アレクサンドル・ウラソフは、ハーリー・スウィニーの記録を抜けず。暫定2位の29分37秒。

 

ロマン・グレゴワール　Groupama – FDJ

ロマン・グレゴワールがスタート。

 

ロマン・グレゴワールは30分5秒の暫定5位。

 

ベン・オコナー　Team Jayco AlUla

ベン・オコナーがスタート。第1ステージで逃げ集団にいて有利だったのだけど。

 

ゴールは29分40秒。

 

フェリックス・ガル　Decathlon AG2R La Mondiale Team

フェリックス・ガルがスタート。

 

中間計測でついにハーリー・スウィニーの記録を16秒も更新。暫定トップに。

 

フェリックス・ガルは、27分58秒で大幅にトップタイムを更新。

 

オスカー・オンリー　Team Picnic PostNL

新人賞ジャージのオスカー・オンリーがスタート。

 

オスカー・オンリーは、28分45秒。暫定2位だ。

 

ジュリアン・アラフリップ　Tudor Pro Cycling Team

みんなアイスベストを来てスタートを待っている。

 

ジュリアン・アラフリップがスタート。

 

ジュリアン・アラフリップは、31分22秒。大きく遅れてしまった。

 

ジョアン・アルメイダ　UAE Team Emirates – XRG

アップ中のジョアン・アルメイダ。

 

スタートに。

 

中間計測でフェリックス・ガルの記録を抜いた。暫定トップだ。

 

なんと先行するジュリアン・アラフリップを抜いていった。

 

ジョアン・アルメイダは27分33秒とフェリックス・ガルを24秒も上回って暫定トップに。

 

ケヴィン・ヴォークリン　Arkéa – B&B Hotels

ケヴィン・ヴォークリンがスタート台に。

 

中間計測でジョアン・アルメイダから21秒遅れ。これは～。

 

ケヴィン・ヴォークリンは、28分13秒でステージ4位。後半さらに遅れてしまった。

 

この瞬間ジョアン・アルメイダの総合優勝が決定した。なんと第1ステージの3分の遅れを最終ステージでとり返すというミッションインポッシブルを成功させた。

ステージ3勝に総合優勝と見事な成績。これで気持ちよくツール・ド・フランスにいける。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ

遠くから来なければならなかった。 一つのミスが大きな代償を払うことになるが、幸いにもそれを修正することができた。とても嬉しい。登りもすごく良くて、最高の気分だった。パワーメーターが間違っていると思ったくらいだ。数値がかなり高かった。

スタートが少し速すぎたのかもしれない。序盤はペースを上げすぎた。最後の1kmでもう少しペースを上げられたら良かったのに。でも、どうやらもう必要なかったようだ。

オープニングステージで3分ロスした後、この計画を練っていた。チームは今週素晴らしい仕事をしてくれた。勝利を目指して戦い、決して諦めなかった。そして最終的に、勝利を掴むことができた。

このラウンドは教訓となったた。決して諦めてはいけない。時にはうまくいかないこともあるが、それでも挑戦し続けるしかない。

ツール・ド・スイスを制覇した今、自信を持ってツール・ド・フランスに臨むことができますね。

でもまずはツールを楽しみたい。それからツールに行ってタデイを応援したい。そこでもっと勝利を収められるといいな。

 

2位　Decathlon AG2R La Mondiale Teamのフェリックス・ガル

 

3位　Team Picnic PostNLのオスカー・オンリー

かなり良いタイムを記録できたと思うので、満足している。滅多に勝てないので、これは本当に嬉しい。2つのパートに分けて走ろうとしたんだ。最初は中間ポイントまでで、前半はとにかくペースを落とそうとした。

後半は急勾配の区間が多いので、普段は自分に合っているから、とにかく全力を尽くした。 今週は本当に良い週だった。過去の結果や自分のパフォーマンスと比べても、一歩前進できた。体力的にも向上したので、満足している。

ツール・ド・フランスについては?

計画としては、やはりステージ優勝を目指すことだね。ツール・ド・フランスを学ぶための良い第一歩だと思うし、将来的に総合優勝を目指す時間はまだ十分にある。ツール・ド・フランスはもう一段上のレベルなので、まずは他のグランツールで総合優勝を目指すことになるだろう。

 

4位　Arkéa – B&B Hotelsのケヴィン・ヴォークリン(チーム公式サイトより)

明らかに失望している。 自分には大きな期待があった。 ここ数時間、そして今週はかなり感情的になっていた。 脚が変な感じだったし、例えば昨日のような “エッジ “が今日はなかった。 ワットはあったんだけどね。

結局、ツール・ド・スイスで総合2位になったし、ギアが1つ上がったという実感がある。 これは驚異的なことだし、満足できる。 私のデータはまずまずだったが、最大限のデータは望んだほどではなかった。 私は与えて、与えた。

スポーツマネジメントカーではマキシム・ブエが僕をプッシュしてくれたし、レース前には僕の近くにいた全員が僕をプッシュしてくれた。 みんなが僕をサポートしてくれた。 私たちは小さなチームだが、ビッグチームと互角に渡り合っている。

ARKEA-B&B HOTELSチームのスタッフとライダーは、毎回全力を尽くしている。 私たちの強さは連帯感にある。 このことが、他のパートナーが私たちに加わるきっかけになったり、現在のパートナーであるARKEAとB&B HOTELSが私たちと一緒に走り続けてくれるきっかけになることを願っている。

私はARKEAとB&B HOTELSのチームに育てられた。 GMであるエマニュエル・ユベールの冒険を続ける手助けができればと思っている。 また、私たちとともに懸命に働いてくれたすべてのスタッフに感謝したい。 レースに戻ると、周りのプレッシャーを感じた。

本当にやりたかったのに、できなかったことを謝りたい。 自分にはまだまだ改善の余地があり、やるべきことがたくさんある。 でも今は、来週のフランス選手権に向けて進んでいる。

 

第8ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞