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2001-2022 X2Oトロフェー第3戦ロエンハウト ワウト・ファンアールトの6連勝を阻止するのは?

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Photo credit: hans905 on VisualHunt
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ベルギーのロエンハウトで行われるX2Oトロフェー第3戦。

Azencrossと呼ばれており、1984年が最初の大会で2020年はコロナの為に中止。今回で37回目の開催となっている。

3大シクロクロスの一つであるX2Oトロフェーは、ランキングポイントではなく、通算タイムで争われる。各ステージの合計タイムで争われるので、出場しないと5分のタイム差を失うため、順位にも大きく影響する。

現在のランキングは

  1. トーン・アールツ(BALOISE TREK LIONS)
  2. エリ・イーゼルビット(Pauwels Sauzen-Bingoal) +0:43
  3. コルネ・ファンケッセル(TORMANS CYCLO CROSS TEAM) +4:21
  4. マイケル・ファントーレンハウト(Michael – Pauwels Sauzen – Bingoal)+5:22

トーン・アールツが43秒のリードを奪って首位となっている。

 

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X2Oトロフェー第3戦ロエンハウト

コースマップ photo azencross

 

今回の大会では、史上初めて観客のいない大会となる。コースは2年前と95%は同じ。観客はいないけどブリッジはそのまま設置などはなくなった。

最初の牧草地はかなり湿地だけど、ドロドロのシクロクロスになることはない。

ロエンハウトには、自然の障害物、森の中の技術的な通路、いくつかの橋、そしてもちろん、2004年から導入されている象徴的なWashbord(洗濯板)もある。

 

スタート前

2017年から3年連続で優勝しているマチュー・ファンデルプールが椎間板の腫れにより欠場。

 

トム・ピドコックも休養のために欠場。こうなると、優勝候補は目下5連勝中のワウト・ファンアールトとなる。ここでは2014年と2016年に優勝。これで勝利すると6連勝となるけど、果たしてどうかな。

 

photo Tiz-cyclingストリーミング スクリーンショット以下同様

X2Oトロフェーのシリーズトップライダーのトーン・アールツ。調子は良いので表彰台を狙うのとトップの死守が目標だろう。

 

ワウト・ファンアールトは、自分の走りに集中するけど、走りを難しくする必要があれば行うと言っている。最初から独走となるか?

 

1周目

さあ、スタート。

 

スタートしてトップは、Alpecin-Fenixのダヴィド・ファンデルプール。弟の分まで頑張れるか。

 

すぐにバラバラに。ティム・メルリエも姿が見える。

 

ワウト・ファンアールトは、まだ8番手。

 

トップは、ローレンス・スウェークに。2番手にトーン・アールツ。3番手にエリ・イーゼルビットがいる。

 

10人くらいが、前に抜けている。

 

2周目

ここでトーン・アールツがトップに立つ。

 

今度はクイントン・ヘルマンスがトップに。今日はマチュー・ファンデルプールがいないので、ワウト・ファンアールトはゆっくりとベースを上げていくようだ。

 

クイントン・ヘルマンスのトップは変わらず、3位にワウト・ファンアールトが上がってくる。

 

3周目

ゴール前の舗装路でワウト・ファンアールトがトップに立つ。

 

4人が少し先行する形に。リーダーのトーン・アールツは5位グループで走っている。

 

ここでワウトの走りについていかないと独走されてしまう。

 

ワウトが少しスパートしたか。

 

クイントン・ヘルマンスとローレンス・スウェークがなんとか持ちこたえている。

 

ワウトのエンジンが暖まってきたか。3秒のタイム差がついた。

 

4周目

ゴール付近で、クイントン・ヘルマンスが再びトップに立った。この3人のバトルが続きそうだ。4番手はマイケル・ファントーレンハウト。その後ろにトーン・アールツが続いている。

 

路面はドロドロではないけど、バイク交換を結構している。

 

マイケル・ファントーレンハウトが3人のパックに追いつく。

 

5周目

舗装路でローレンス・スウェークがトップに立つ。まだ4人のパックだ。5秒差でトーン・アールツが続く。

 

泥区間で、マイケル・ファントーレンハウトがスパートをかけて、ワウト・ファンアールトと抜け出しをはかる。

 

二人が少し抜け出した。どこまで続くかな。

 

ワウト・ファンアールトがペースを上げ始めた。

 

6周目

ワウトがマイケル・ファントーレンハウトに11秒もの差をつける。これは決まったかな。

 

後ろのマイケル・ファントーレンハウトがあっと言う間に見えなくなってしまう。どれだけペースアップしているんだか。

 

リーダーのトーン・アールツは4位グループの先頭を走る。

 

マイケル・ファントーレンハウトの後ろにも、ライダーは見えない。

 

7周目

トーン・アールツが3位に上がるが、ワウトから33秒遅れている。シリーズ2位のエリ・イーゼルビットは大きく遅れているのでリーダーの座は安泰だ。

 

ワウトは2位のマイケル・ファントーレンハウトに24秒のタイム差をつけた。誰も今のワウトを止められない。

 

ワウトはガッツボーズもなく、何度か胸をたたいて前を指さしてゴール。

ポーズの意味はほんどないと。

なぜ私はそれをしたのですか?わからない。本当にインスピレーションはありませんでした。奇妙に思えたかもしれませんが、私は勝利に満足していました。

ワウト・ファンアールトは今シーズン負けなしの6連勝。最後の周回は少しペースを落として回っていた。あまりにも余裕のあるゴールだった。

マイケル・ファントーレンハウトとトーン・アールツが表彰台を獲得だ。

 

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リザルト

  1. ワウト・ファンアールト(Jumbo-Visma) 56:15
  2. マイケル・ファントーレンハウト(Michael – Pauwels Sauzen – Bingoal)+0:14
  3. トーン・アールツ (BALOISE TREK LIONS) + 0:27
  4. コルネ・ファンケッセル(TORMANS CYCLO CROSS TEAM) +0:40
  5. ローレンス・スゥーク (PAUWELS SAUZEN – BINGOAL) +0:54
  6. クイントン・ヘルマンス(TORMANS CYCLO CROSS TEAM +0:58
  7. Felipe Orts Lloret +1:04
  8. ティム・メルリエ(Alpecin-Fenix) +1:09
  9. Vincent Baestaens +1:17
  10. Toon Vandebosch  +1:25

 

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