マチュー・ファンデルプールのシクロクロスシーズンが大ピンチだ。
腰痛が再発してしまい、12月30日のロエンハウト、1月2日のフルストも欠場となる。
スーパープレスティージュ2021-2022第6戦ヒュースデン=ゾルダーでリタイヤしたマチュー・ファンデルプール。
父親のアンドリューの話ではリタイヤの原因はわからないと言っていた。
だが、病院で検査を受けて良くない診断が出てしまった。
シクロクロスの復帰は微妙
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Alpecin-Fenixは、以下のように声明を発表
マチュー・ファンデルプールは、ロエンハウトと、フルストで開催される#CXワールドカップのスタートを切ることができません。
デンデルモンデのレース後、ファンデルプールは再び背中の痛みに直面することになった。ヒュースデン=ゾルダーでは痛みが悪化し、念のためリタイアした。
火曜日の朝の診察で椎間板が腫れていることが判明し、ファンデルプールは再び一時的にバイクをおろさなければならないことになった。
リタイヤしたのは、腰痛が悪化したからだった。写真がないが落車もあった。普通のマチューならば、遅れても復帰することは可能だが追いつくことなく順位を落としたのは、腰痛もあったからだった。
マチューは以下のようにコメントしている。
悔しいけど、これが現実なんだ。この問題は以前からあったが、原因がはっきりして、休養と治療で改善できることがわかり、少しほっとしている。
アメリカでの世界選手権が2022年の最初の大きな目標であることは誰もが知っていることだが、時間のプレッシャーなしに最初に完全に回復して、自分の可能性を最大限に活用できるようにしたいと思う。
完全に準備が整うまで、大会を再開することはありません。ワールドカップに出場できれば、それでいいのです。そうでなければ、春のロードレースに集中する。
なんと、回復しなければシクロクロスは全滅ということになる。
それは世界チャンピオンの称号を得られないということに繋がる。まずは、身体を完全な状態にしないとシーズン全体にも影響を与えるので、慎重に判断されることになりそうだ。
マチューのシクロクロススケジュール
落車により、ルッフェンとナミュールを欠場。
- 12月18日 : ルッフェン(ワールドカップ第11戦)欠場
- 12月19日 : ナミュール(ワールドカップ第12戦)欠場
- 12月26日:デンデルモンデ(ワールドカップ第13戦)2位
- 12月27日:ヒュースデン=ゾルダー(スーパープレスティージュ第6戦)DNF
- 12月29日:ディーゲム(スーパープレスティージュ第7戦)中止
- 12月30日:ロエンハウト(X2Oトロフェー)欠場
- 1月2日:フルスト(ワールドカップ第14戦)欠場
- 1月5日:ヘーレンタルス(X2Oトロフェー第5戦)
- 1月9日:ザルトボメル(オランダ選手権)
- 1月22日 : ハンメ(X2Oトロフェー第6戦)
- 1月23日 : ホーヘルハイデ (ワールドカップ第15戦)
- 1月30日 : フェイエットビル(世界選手権)
年が明けないと、トレーニングも出来ない。そうなると5日のへーレンタルスも危ない。これはシクロクロス全滅ということも十分に考えられそうだ。
残念だけど、無理をしてはいけない。
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