ジロ・デ・イタリア第16ステージは、やはり総合勢の決戦が1級山岳サンタ・クリスティナで行われた。
このステージで表彰台を狙えるライダーも見えてきた。
一方、不運だったのはBahrain Victorious。最後まで、メンバーを多く残していたのに不運な落車に見舞われてしまう。
まさか登りで~
#Caida de tropezón de #Landa sobre #Bilbao
Y este último cae pero continúa sin problema.@PatoCornejo pic.twitter.com/eNR0Ze2fqG— David Reiban (@david_reiban) May 24, 2022
ラスト11kmの時点で総合で残っていたのは
- リチャル・カラパス INEOS Grenadiers
- パヴェル・シヴァコフ INEOS Grenadiers
- ミケル・ランダ Bahrain Victorious
- ペッリョ・ビルバオ Bahrain Victorious
- ワウト・プールス Bahrain Victorious
- ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates
- ジェイ・ヒンドレー BORA-hansgrohe
- ヴィンチェンツォ・ニバリ Astana Qazaqstan Team
Bahrain Victoriousは、3人も残っている非常に良い状態だったのだけど。
この時の並びは、ワウト・プールス、ペッリョ・ビルバオ、ミケル・ランダ。
スピードメーターが吹っ飛ぶほど路肩にたたきつけられてしまった。
その後、ペッリョ・ビルバオは追いつくのだけど、ここでリズムを崩して追走のために無駄なエネルギーも消費してしまう。
ワウト・プールスが、最後の引きを見せた時に、ペッリョ・ビルバオは遅れてしまった。落車がなければ、ミケル・ランダと共に前のパックに残っていたのではないだろうか。
もしそうなら、Bahrain Victoriousはランダと二人になり、ゴールでも3位のボーナスタイムが取れたかもしれない。
最終的に、ペッリョ・ビルバオはカラパスグループから1分59秒も遅れてゴールしてしまう。落車がなければ30秒はゴールタイムが変わっていたのでは。
そうすれば、総合で5位にジャンプアップ出来ていたはず。まあ、タラレバだけど。これも自転車だけど、運も味方しないとレースで良い結果は得られない。
ペッリョ・ビルバオには、ほんの少し運が味方しなかったとしかいいようがない。まだ、総合5位のヴィンチェンツォ・ニバリまでは、11秒だ。
逆転は可能だけど、あの時の落車がなければという結果にならないと良いのだけど。
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