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2022 ジロ・デ・イタリア第16ステージ 不運な落車でチャンスを失うペッリョ・ビルバオ

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Photo credit: Grotevriendelijkereus on Visualhunt
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ジロ・デ・イタリア第16ステージは、やはり総合勢の決戦が1級山岳サンタ・クリスティナで行われた。

 

このステージで表彰台を狙えるライダーも見えてきた。

一方、不運だったのはBahrain Victorious。最後まで、メンバーを多く残していたのに不運な落車に見舞われてしまう。

 

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まさか登りで~

残り10kmで起こったペッリョ・ビルバオの落車

 

ラスト11kmの時点で総合で残っていたのは

  1. リチャル・カラパス INEOS Grenadiers
  2. パヴェル・シヴァコフ INEOS Grenadiers
  3. ミケル・ランダ Bahrain Victorious
  4. ペッリョ・ビルバオ Bahrain Victorious
  5. ワウト・プールス Bahrain Victorious
  6. ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates
  7. ジェイ・ヒンドレー BORA-hansgrohe
  8. ヴィンチェンツォ・ニバリ Astana Qazaqstan Team

 

Bahrain Victoriousは、3人も残っている非常に良い状態だったのだけど。

この時の並びは、ワウト・プールス、ペッリョ・ビルバオ、ミケル・ランダ。

左にカーブする所で、ほんの少し、ペッリョ・ビルバオが左にずれたために、ミケル・ランダのホイールと接触してしまう。ペッリョ・ビルバオは激しく転倒。

 

スピードメーターが吹っ飛ぶほど路肩にたたきつけられてしまった。

その後、ペッリョ・ビルバオは追いつくのだけど、ここでリズムを崩して追走のために無駄なエネルギーも消費してしまう。

ワウト・プールスが、最後の引きを見せた時に、ペッリョ・ビルバオは遅れてしまった。落車がなければ、ミケル・ランダと共に前のパックに残っていたのではないだろうか。

もしそうなら、Bahrain Victoriousはランダと二人になり、ゴールでも3位のボーナスタイムが取れたかもしれない。

最終的に、ペッリョ・ビルバオはカラパスグループから1分59秒も遅れてゴールしてしまう。落車がなければ30秒はゴールタイムが変わっていたのでは。

そうすれば、総合で5位にジャンプアップ出来ていたはず。まあ、タラレバだけど。これも自転車だけど、運も味方しないとレースで良い結果は得られない。

ペッリョ・ビルバオには、ほんの少し運が味方しなかったとしかいいようがない。まだ、総合5位のヴィンチェンツォ・ニバリまでは、11秒だ。

逆転は可能だけど、あの時の落車がなければという結果にならないと良いのだけど。

 

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