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シルヴァン・シャバネルが駆ったWilier Cento10PRO ツール限定バイク

海外情報
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今シーズン限りで引退を表明しているシルヴァン・シャバネル(Team Total Direct Energie)。

ツール・ド・フランスには18回出場。第2ステージでも華麗なアタックをきめてくれた。

 

そんなシルヴァン・シャバネル選手の乗っているWilierのCento10PROの紹介です。

 

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2018ツール・ド・フランスでも何度もアタック

ツール・ド・フランス連続18回出場のシャヴネル(39歳)はフランスの人気者だ。

彼が、アタックをかけて単独で走っている時には、沿道のファンも大喜び。

写真は今年のツール・ド・フランスでのシーン。私の好きなシーンです。喜びが伝わってきますね!

 

https://twitter.com/chava_sylvain

シャヴネルが所属するTeam Total Direct Energie(フランス)が使用するバイクがWilierだ。

Cento10AIRと形状は一緒だけれども、カーボンレイアップとフレーム製作工程を改良することでフレーム剛性を6%アップ。

 

ディスクブレーキ搭載。ただ、一つのフレームでリムブレーキもディスクブレーキもどちらも使用可能になっている。これはプロ選手でも助かるのではないかと思いますね。

 

ディスクでは、パンクした時の交換時間が長くかかってしまいますからね。プロレースでは特に重要かと。

写真ではわかりずらいですが、ダウンチュープもシートポストもチューブにはカムテール形状を取り入れエアロ形状になっている。

 

Wilier Cento10PROの配色は、クロームの後部が美しいクロモベラート(フルクローム仕上げ)です。 Wilerはイタリアの会社でこの塗装をラマータと呼んでいます。

 

RAMATO(ラマート)とは

クロモリフレーム全盛時代、メタリックに輝くクロームオレンジのカラーが、ウィリエール・トリエスティーナの代表的なカラーだった。
スチールではなく、カーボンフレームには難しいとされていたクロームメッキ塗装を施し、その上からクリアのラマートカラーの塗装をし、下地のクロームメッキを活かした宝石のような輝きを発する高級感のある仕上がりだ。

 

少しばかりレトロに見えるこのスタイル。Wilierの名作クロモリバイクのRamatoを彷彿とさせる。

 

https://twitter.com/chava_sylvain

シャヴネルのフレームには、18回連続出場の18がはいっている。

 

https://twitter.com/chava_sylvain

トップチュープには、彼のツイッターのアカウントが描かれている。

 

https://twitter.com/chava_sylvain

コンポはシマノ・デュラエース。シャヴネルはディスク・ブレーキを使用。

 

172.5mmのクランクを使用。後ろにパワーメーターを装着。Ceramic Speedも使用してワット数を軽減。 ケオブレードカーボンペダルを使用。

 

https://www.cyclingweekly.com/news/product-news/check-sylvain-chavanels-gorgeous-wilier-cento10pro-393726

ステムとハンドル別体型の「ステンマ+バッラ」を使用することでケーブル類は完全に内蔵化。
空気抵抗の低減とスタイリッシュな見た目となっている。

ホイールはFFWD。タイヤはHutchinson Pro Tour Tubsが装着されている。

 

日本では、シルヴァン・シャヴァネル(フランス、ディレクトエネルジー)が駆ったクロモベラート(フルクローム仕上げ)のCento10PRO – RAMATO(チェントディエチプロ – ラマート」の受注販売がされる。

http://bgm-bikes.com/2019_cento10pro-ramato.html

 

シャヴネルの歴史を振り返るツイート

2001年からのシャヴネルの走りをツイートしてくれてます。
2回クリックすると動画になります。

 

シャバネルのようにアタックを繰り返す選手は見ていてワクワクしますよね。今年限りで引退とはとても残念だ。

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