キャノンデールは、グラベルロードに対応した、SUPERSIX EVO SEと、シクロクロス用のSuperSixEvo CXを発表。
どちらのバイクも、同じ新しいSuperSix EVO CXカーボンフレームセットを中心に構築されている。
違いは、それぞれの用途に特化したコンボーネントの仕様にあり、各バイクは分野に合わせて最適化されている。
SUPERSIX EVO SE
SuperSixの名前が示すように、キャノンデールのオールラウンドロードバイクであるSuperSixEVOカーボンディスクと良く似ている。
これは、ドロップハンドルバーを備えたマウンテンバイクというよりも、タイヤのクリアランスを強化したロードレーサーと言った感じだ。
マッドガードの取り付けポイントがないため、バイクパッキング用のバイクでもない。
シートステイは大きく落とされており、乗り心地の向上に貢献する。基本的にフレームのジオメトリは、ロードのSuperSixEVOと同じだ。
フレームには、スーパーシックスEVOのノットシートポストも付いている。
キャノンデールは、特にフロントエンドで、SuperSix EVOCXフレームセットをオフロードに適したものにするために調整を加えている。
たとえば、ヘッドチューブの角度はよりリラックスした71度に位置し、トレイル(フロントタイヤの接地面とステアリング軸が地面に接する場所との間の水平距離)は、最小のフレームサイズ(最小フレームサイズを除くすべて)で最大6.2cmとなっている。
SEバージョンには40mmタイヤが標準装備されており、さらに大きなスペースも用意されている。
価格は$5,000(約54万円)。
SuperSixEvo CX
SuperSix EVO CXは、競争力のあるシクロクロスレース用に設計されたバイク。
シクロクロス固有にする主な要因は、UCI規則に従って、タイヤサイズ(タイヤクリアランスではない)が33mmに制限されていること。
700×33mのVittoriaTerreno Mix TNTチューブレスタイヤは、さまざまなオフロード条件でグリップするように設計されたアグレッシブなトレッドパターンも備えている。
ただし、45mmのタイヤクリアランスがあるため、キャノンデールによれば、33mmタイヤを使用すると片側13mmの余分なスペースが確保され、濡れた状態でバイクが詰まる可能性が低くなると言う。
キャノンデールクランクセットとキャノンデールOPIスパイダリングギアがセットされている。
1×メカニカルドライブトレインで、フロントには40tのチェーンリングがあり、リアには11スピード、11-36Tのカセットが装着。
フレームセットはフロントディレイラーとの互換性を維持しているため、1xシステムだけに縛られることはない。
SuperSix EVO CXの価格は£3,800 (約57万円)。
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