2023ブエルタ・ア・サンファンはTeam Medellin – EPMに移籍したミゲルアンヘル・ロペスが総合優勝した。
それをアシストしたのは、オスカル・セビリヤ。46歳となっても総合21位でゴールしている。そのオスカル・セビリヤが面白いパンク防止対策をしていた。
テープでパンク防止?
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Image credit: Team Medellin – EPM/instagram
まず、Team Medellin – EPMが乗るバイクがカッコいい。Specialized S-works Tarmac SL7だが、フレームに描かれているのは何だろうか。
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Image credit: Team Medellin – EPM/instagram
インスタグラムには、以下のように書かれている。
「イノベーションは私たちの国のサイクリングの歴史と絡み合っていることを、私たちは誇りに思います。
私たちのコーヒーエッセンスは、世界最速のバイクに永遠に刻み込まれているのです。今日、S-Works Tarmac SL7と@team_medellinはひとつになりました。」
ランダムに描かれているけど、少し離れてみるとカッコよく見えるから不思議だ。
それは、良いとしてオスカル・セビリヤがパンク防止対策に何をしたかというと。
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シートステイにテープを貼って、パンク防止している。タイヤに刺さった金属片とかゴミを取り除くためにタイヤに触れない位置で正確に貼っている。
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Image credit: Instagram: team_medellin
これは、アルゼンチンの道路に対するパンク防止策だ。
1940年代には、パンク防止対策としてタイヤワイパーのような製品があった。今でも、renehersecyclesでは販売されている。
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Image credit: renehersecycles
このタイヤワイパーは、フェンダーに取り付けて使用している。私も、良く走りながらタイヤを手で触ってゴミを落としている。
これを自動でやってしまおうという製品だ。
オスカル・セビリアは、このタイヤワイパーの代わりにテープを貼ったと言う訳だ。
オスカル・セビリヤのバイクには、チューブレス対応のRoval Rapide CLX II Aeroホイールが装着されている。
だけど、タイヤは、Specialized Turbo Cottonクリンチャーを使っており、チューブレスではない。そのため、テープを使って少しでもパンクを回避したかったのかもしれない。
幸い、オスカル・セビリアは無事にゴールしている。このテープ対策でパンクを回避出来たのかもしれないですね。
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