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ClassifiedからワイヤレスPower Shift Rear Hubが発表 フロントシングルの新たな形か?

機材情報
Photo credit: focal5 on Visualhunt.com
この記事は約4分で読めます。
フロントシングルのアイディアはよいけど、ギア間のジャンプやレンジの不足を心配しているのではないだろうか?

クラシファイド(classified)は、新しいパワーシフトリアハブ(Power Shift rear hub)がその答えを持っていると考えている。

新しいパワーシフトリアハブは、スルーアクスルからの非接触エネルギー伝達によりワイヤレスで作動する遊星型2Xギアシステムを採用している。

これにより、フロントディレイラーの機能を効果的にリアハブに移すことができる。より速い変速、メンテナンスフリーで、通常のダブルチェーンリングのギア比を実現した。

 

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Power Shift rear hub

 
 
 
 
 
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パワーシフトハブは、2つの主要なパーツからなりたっている。

シンプルなハブシェルは他のハブシェルとよく似ており、ここにスマートハブがある。ここでは、電子的に作動する時計仕掛けのようなメカニズムが、2つのギア間を全負荷下で0.15秒以内にシフトさせる。(1000w以下)

 

このシステムは、他の内部ギアと同じように、ギアの1つがシンプルなダイレクトドライブとして機能し、他のギアがその70%に還元を与えることで動作する。

例えば、あなたが52/36チェーンリングを使っているならば、フロントは52のチェーンリングを選ぶことを勧めている。

 

 
 
 
 
 
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このシステムは、スルーアクスルに内蔵された充電式バッテリーで駆動される。クラシファイドは、非接触エネルギー転送(CET)技術で、ワイヤレスで誘導コイルを介して作動するためのエネルギーを転送する。

つまり、スルーアクスルはクラシファイド専用の物を使わないといけない。クラシファイドは、完全に充電されたスルーアクスルで3月間の使用が可能。

スルーアクスルは、マイクロUSBケーブルを介して充電可能なので、1時間で充電可能。

 

ハンドルバーユニット photo classified.cc

 

すべてはハンドルバーに取り付けられたワイヤレス送信機から制御され、”シフターまたはサテライトボタン “を介して作動する。

これらの技術をすべてリアハブに搭載するため、クラシファイドのハブは独自のカセットを必要とするが、彼らはワンピーススチール製のカセットが “耐久性と軽量化を提供する “と主張している。

カセットは11-27、11-30、11-32、11-34があり、2速パワーシフトハブで358%、398%、424%、451%のギアレンジを提供する。

具体的に、どうやってリアハブで2段の切り替えが出来るのかは技術的に解説されていない。まあ、企業秘密なので当たり前だ。

 

特徴を簡単にまとめると

  • フロント機能をリアハブに統合
  • シフトにかかる時間はわずか0.15秒
  • 1000W以下でチェンジすること(つまり力を加えながらでもok)
  • リアハブはメンテナンスフリー
  • 重量もさほど増えない

 

価格などもまだ公開されていないので、どれくらいになるのかも不明。ロードバイクですでにためしている画像があるので、将来的にはロードでも可能なシステムになりそうだ。

ワイヤレスでフロントシングルを実現出来るClassifiedのパワーシフト。実物を早く見てみたい。

 

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