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2022年の安くて最高に性能の良いロードバイクトップ3は?

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Photo credit: MikePScott on Visualhunt.com
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最高のロードバイクは、とても高くて中々手の出ない価格となってきた。

ただ、エントリーモデルの安価なバイクも沢山ある。しかも、トップエンドのバイクの技術はトリクルダウンで、翌年にはミドルレンジモデルに搭載される。

そして、最終的には安価なバイクにも搭載されていく。フレーム形状などは、全く同じでコンポなどのグレードが変わるだけの場合もある。

わりと安価で買えるバイクはどれがあるか見てみよう。

 

SPECIALIZED Allez Sport

Image credit: Specialized

 

スペシャライズドのAllezは、業界で最も売れているバイクの一つ。

Allez(アレー)は、フランス語で「進め」を意味している。ツール・ド・フランスでアレー、アレーと応援している様子は良くみられる。

Allezは、十分快適で、高速のクラブランから通勤、冬の長距離走行までこなせる万能バイクだ。

E5アルミフレームは、ブランドの「スムースウェルド」技術によって接合部がきれいに保たれているのが特徴。

快適性と安定性を重視しており、エントリーレベルのロードバイクとしては非常に理にかなっている。

 

Image credit: Specialized

 

カーボンFACTフォークは、乗り心地の良さと軽量化に貢献。フォークには泥除けアイレットも装備され、コミューターとして、また4シーズンバイクとして、その性能をさらに高めている。

シマノの定評のあるSoraグループセットを採用。コンパクトなチェーンセットと11-32tカセットが組み合わされ、幅広いレンジを実現している。

急な登り坂も、平地でのスピードも、どちらも可能だ。

この価格帯では常に妥協が必要で、Allezではホイールがそれにあたる。

Axis Sport ホイールは少し重いため、乗り心地がやや悪くなっている。とはいえ、ホイールは簡単に変えることが出来るのでアップグレード可能だ。

価格は11万5千円。

 

TREK Domane AL 3 DISC

Image credit: Trek

 

ドマーネはトレックのエンデュランスモデルとして長く愛用されている。

AL3は希望小売価格が安く、2022年モデルで145,000円。

この価格帯では、フレームはアルミニウムで、正確にはトレックの100シリーズ・アルファ・アルミニウムとなる。

カーボンフォークと組み合わされ、スルーアクスルやフラットマウントディスクブレーキなどの現代的な規格を備えている。

 

Image credit: Trek

 

SL6などのカーボンモデルと比較して、フレーム素材は価格を抑えるのに役立っているが、ジオメトリーは全く一緒。

このジオメトリーにより、快適で安定した走りを実現し、長時間のサドルの使用や、完璧でない路面にも適している。

ジオメトリーとは

英語でgeometryと書き、意味は「配置」「形状」。フレームの形状(各部分の長さや角度)を数値で示したもの。

 

Image credit: Trek

 

実は、ここがDomaneの優れているところ。35mm径のタイヤを装着できるスペースがある。

9速のSoraグループセットは、シマノのより高価な製品からのトリクルダウン技術を採用しており、信頼性の高いシフティングと快適なブレーキフードデザインを実現している。

トレックは、コンパクトなチェーンセットと11-32tカセットという組み合わせを採用し、ほとんどのコンディションで十分なギアレンジを提供するはずだ。

しかも、Soraリアメカは34tカセットに対応しており、より低いギアリングが必要な場合にも対応できる。

 

Image credit: Trek

 

興味深いことに、AL 3 Discはマッドガード(フェンダー)とリアラックの両方のマウントを備えていること。

つまり、通勤・通学用バイクとしてだけでなく、軽いツーリングにも使えるということだ。

初めてロードバイクを買おうとしている人、家にバイクを置くスペースがない人は、こうした地味なマウントがバイクの汎用性に大きな違いをもたらしてくれる。

雨の日に汚れないのは大変助かる。

 

CANYON Ultimate CF SL 7

Image credit: CANYON

 

CANYONもダイレクト販売のブランドで安価に良いバイクを提供してくれる。

19万円台の価格ながら、カーボンフレーム。

CANYONのUltimateシリーズといえば、軽量オールラウンダーとして、レースでの勝利を目指したモデル。

Movistar TeamやAlpecin-Fenixが乗っているUltimateと同じフレーム形状を採用。カーボン素材の変更によりコストダウンを図っている。

違うのは150g増えたフレーム重量だけだ。

 

Image credit: CANYON

 

フル装備のShimano 105グループセット、Fulcrumホイール、25mmのContinental Grand Prix SLタイヤを使用。

Shimano105グループセットは、ワールドツアーで活躍するDura-Aceの主要なテクノロジーを受け継いでいる。

全体の重量も7.72kgと十分に軽い。コストパフォーマンスがともて高いバイクだ。

今回は有名なバイクブランドを紹介したが、安価なバイクとしては、ダイレクト販売のRibble Cycles(リバルサイクル)のEndurance ALも14万台で提供してくれる。

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