キャノンデールは、SuperSix EVOレースバイクの eバイクバージョンを発売。
SuperSix EVO NeoはMahle ebikemotionリアハブモーターとダウンチューブに隠しバッテリーを使用して、最高仕様でわずか11.3kgの総重量を実現している。
SuperSix EVO Neo e-road
キャノンデールは、シナプスNEOでe-BIKEの市場にすでに参入している。
シナプスNEOはアルミニウムフレームであり、ボトムブラケットに収められた分厚いBoschモーターユニットを使用していた。
だが、SuperSix EVO Neoにはカーボン製フレームが搭載され、その名前の通りSuperSix EVOと変わらない仕様で登場してきた。
統合されたSAVE SystemBarハンドルバーは、完全にケーブルが内装されておりe-BIKEではまだ少ない仕様だ。
前から見た外観は、SuperSix EVOと全くかわらないと言っても良いだろう。
シナプスNEOと違って進化している点はモーターだ。
SuperSix EVO Neo e-bikeは、250w Mahle駆動のebikemotion X35リアハブモーターとなっている。
EVOのebikemotionリアハブモーターは、コルナゴE64、 Orbea Gain、Wilier Cento10 Hybridで使用されているものと同じ。
つまり、見た目はロードバイクと変わらない。
ただ、ダウンチューブ内には隠された250whバッテリーがあるので多少外観が太く見える。この部分の詳細な写真がないのでわからないが、注意してみないとわからないだろう。
統合されたトップチューブボタンは、最大20 mph(米国)および25 kph(EU)のアシストを提供する3つのモードを備えている。
ボトルケージの一つは呼びのバッテリーとしても利用可能。
208Whのバッテリー容量を追加することが出来るが重量は1.64kg増えることになる。
ダウンチューブの容量と合わせると450Whとなり、一日走っても十分な容量となるはずだ。
Garminと共同で開発された統合ホイールセンサーもあり、Cannondaleアプリで使用すると、速度、ルート、距離情報も知ることが可能。
アプリには、乗車時間と走行距離に基づいてパーツの交換時期も教えてくれる。スペア部品の製品番号も教えてくれるので注文も楽々だ。
更に、ライド時間に基づいて二酸化炭素排出量と燃料節約量を計算することも可能となっている。
3種類のSuperSix EVOを展開
- ドライブトレイン: Shimano Dura-Ace Di2
- ホイール: Hollowgram Knot 45 SL
- 重量: 11.3kg
- 価格: £7,999.99(87万円)
- ドライブトレイン: Shimano Ultegra
- ホイール: FSA Team Clincher Disc
- 重量: 12.4kg
- 価格: £4,999.99(約54万円)
- ドライブトレイン: Shimano 105
- ホイール: FSA Team Clincher Disc
- 重量: 12.4kg
- 価格: £3,599.99(約40万円)
e-BIKEの主流はリアハブモーターに、DISKブレーキ、統合ステムでほとんどロードバイクと見分けのつかないデザインになってきた。
この状況は更に加速していくことは間違いない。どこまで進化を続けるか注目しておきたい。
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