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ジロ・デ・イタリア第20ステージ 史上まれにみる激戦を制しマリアローザ獲得したのは?

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Image by ddzphoto from Pixabay
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ジロ19ステージは、結局短縮されたレースとなりBORAが追走をやめたことで総合には全く影響のないステージとなってしまった。

続いて開催される第20ステージはコースが変更となっている。フランスのコロナの影響のためだ。

コースが若干優しくなったことは、マアリローザを着るウィルコ・ケルデルマンにとっては有利だろう。逆に攻撃するイネオスにとっては少ないチャンスを物にしなければならない。

激しい攻撃を期待したい。

 

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第20ステージ アルバ~セストリエーレ 190km

改定されたジロ第20ステージ photo giroditalia

獲得標高は3,500mと少なくなっている。最後の総合勢のアタックはどこで起こるだろうか?

まず、1回目のセリスリエーレまでにかなり集団は、削られるだろう。問題は各チームのアシストがどれだけ残れるかも重要となってくる。

1回は東側のPragelatoから登り、2回はCesana(西側)から登る。

テイオ・ゲイガンハートが総合で逆転するには、最終ステージのTTも考えて大きくリードしなくてはいけない。

さて、どうなるだろうか?

 

 

21人の逃げ

photo cyclingstream ストリーミングより 以下同様

ジロも最後の逃げだ。なんとかして勝利をもぎ取るにはチャンスにかけて逃げるしかない。

面白いのは、逃げにエリア・ヴィヴィアーニやポイント賞ジャージのアルノー・デマールも入っていること。1回目のスプリントポイントを目指しているのだろう。

それにしても、エリア・ヴィヴィアーニは全くスプリントにも絡めなかった。昨年はツールでも勝利したし、年間11勝もあげたのに。チームが変わるとこうも成績が出せなくなるものか。

逆にウルフパックを手にいれたサム・ベネットはブエルタでも勝利している。アシストあってのスプリンターなのだ。

 

集団はSunwebに代わって、Astanaが先頭を引く。残り142kmで7分までタイム差は広がってきた。

ヤコブ・フルサンは第18ステージの山岳で総合8位から6位に上がっており、更にジャンプアップを狙う予定だ。

 

スプリントポイントはアルノー・デマールが先頭通過。今年のポイント賞はすでに確定している。

 

ウィルコ・ケルデルマンは、集団最後尾から追い上げ。何で遅れたのか原因はわからないけど、まだ序盤なので問題なし。

 

アルノー・デマールはスプリントポイントを取ったあとも、逃げを継続。なるべく前にいればタイムアウトも防げるという考えかな。

残り113kmでタイム差は7分をキープしている。

 

1回目のセリスリエーレの登りに入っているが逃げ集団は21人のまま。アルノー・デマールも後方についている。

 

残り82kmでもアスタナがまだ先頭を引いている。後ろではBORAのサガンも集団牽引に加わっている。

BORAはラファエル・マイカが総合10位。パトリック・コンラットが総合7位と順位を上げている。

 

アルノー・デマールはサポートカーから食料を貰って、もう少し逃げ集団についていくようだ。

残り74kmで、メイン集団は5分35秒と迫ってきた。

 

アスタナのアシストは一人となった。後ろにはイネオスが陣取る。ラスト65kmで逃げ集団とのタイム差は5分。そろそろ仕事開始か?

 

エリア・ヴィヴィアーニとアルノー・デマールは一度、先頭集団から切れていたが再度戻っている。だが、ヴィヴィアーニは最後尾。切れてしまいそうだ。

 

1回目のセストリエール頂上手前4kmでついにイネオスが先頭に立つ。先頭を引くのはローハン・デニスと、フィリッポ・ガンナのTTチャンピオンコンビ。

 

最初の1級山岳セストリエールを1位通過したのは、フィリッポ・フィオレッリ(Filippo Fiorelli)Bardiani-CSF-Faizanèが獲得。

 

2位通過した、ダヴィデ・バッレリーニ(Deceuninck – Quick Step)は、下りでアタックして一人で下っている。

 

3

なんとダヴィデ・バッレリーニは、後続を48秒引き離して独走態勢に。メイン集団とは残り31kmで3分11秒差。

バッレリーニはスプリンターのイメージしかないけど、これほど登れるとは~。

 

画面が切り替わった瞬間だった。でた~。ウィルコ・ケルデルマンが遅れる~。

 

ペッリョ・ビルバオも一緒に遅れてしまう。これは第18ステージの再現のようだ。

 

マリアローザ大ピンチ。このグループから脱落すると一気に滑り落ちてしまう。

 

先頭は、モビスターのエイネルアウグスト・ルビオがダヴィデ・バッレリーニに追いつき、追い越した。

コロンビアの22歳。ネオプロ1年目でジロ初出場なんだけど~。

 

マリアローザはラスト10kmでローハン・デニスが引くグループと1分以上のタイム差がついた。バーチャルリーダーは、ジェイ・ヒンドレーになっている。

このままだと、2位はテオ・ゲイガンハートとなるか?

 

それにしても、ローハン・デニスは強い。前を走っていた逃げグループの面々も全て吸収してしまった。

後続には1分30秒以上の差をつけて引き続ける。

 

ここで、ヒンドレーがアタックをかける!   これは決まるか?

 

だが、ローハン・デニスは逃がさない。すぐにジェイ・ヒンドレーを捕まえる。

 

後続は、ジェームス・ノックスがジョアン・アルメイダを引いて先頭を走る。この後、アルメイダはアタックをかけ、ウィルコ・ケルデルマンを置き去りにすることに成功。

 

さあ、あとはいつテオ・ゲイガンハートがアタックをかけるかだ。

 

凄い!。ジェイ・ヒンドレーがアタックをかけても、ローハン・デニスが後ろから追いついて捕まえてしまう。

そして、また前を引きだすのだから凄まじいパワーだ。

 

だが、またもヒンドレーがアタック。これは決まりそうだが~。

 

テオ・ゲイガンハートは追い付いて並走。

 

テオ・ゲイガンハートは遅れない。ラスト2kmくらいからは二人は並走してパチバチで戦い会う。

 

ラスト800mになっても並走。こんな戦いな中々見ることがない。正々堂々と真っ向勝負!

 

最後は、ジェイ・ヒンドレーが先行してテオ・ゲイガンハートがまくった!

素晴らしい勝負。これほど胸の熱くなる正々堂々とした戦いは中々みることが出来ない。テオ・ゲイガンハートが先着したことで、タイム差0だ。

ウィルコ・ケルデルマンには1分31秒のタイム差があり、これで最後のタイムトライヤルで二人は決着をつけることになる。

これほど面白いジロもないのではないだろうか?

 

今日の素晴らしいレースを作ってくれたローハン・デニスに拍手だ。ジェイ・ヒンドレーがアタックをかけて、遅れても何度も先頭まで戻ってテオ・ゲイガンハートをアシスト。

今年は、ジロまでは良い走りとは言えなった。だが後半にかけての山岳の走りは称賛に価する。元々山岳も強く、エガン・ベルナルとクリテリウム・ドーフィネでも競い負けなかったほどだから。

強いローハン・デニスが帰ってきたと言ってよいだろう。

 

こちらはレースハイライト
Giro d'Italia 2020 | Stage 20 | Highlights

 

こちらはラスト1kmからの動画
Giro d'Italia 2020 | Stage 20 | Last Km

 

レースリザルト

第6ステージリザルト

RnkRiderTeamUCIPntTime
1 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers100804:52:45
2 Hindley JaiTeam Sunweb4050,,
3 Dennis RohanINEOS Grenadiers20350:25
4 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step12251:01
5 Vendrame AndreaAG2R La Mondiale4181:34
6 Rubio Einer AugustoMovistar Team 151:35
7 Bilbao PelloBahrain – McLaren 12,,
8 Kelderman WilcoTeam Sunweb 10,,
9 Valter AttilaCCC Team 81:48
10 Knox JamesDeceuninck – Quick Step 62:00
11 Nibali VincenzoTrek – Segafredo 52:02
12 Pozzovivo DomenicoNTT Pro Cycling 42:09
13 Guerreiro RubenEF Pro Cycling 3,,
14 Serry PieterDeceuninck – Quick Step 22:25
15 O’Connor BenNTT Pro Cycling 12:28

 

総合

RnkRiderTeamTime
1 Hindley JaiTeam Sunweb 85:22:07
2 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers,,
3 Kelderman WilcoTeam Sunweb1:32
4 Bilbao PelloBahrain – McLaren2:51
5 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step3:14
6 Fuglsang JakobAstana Pro Team6:32
7 Nibali VincenzoTrek – Segafredo7:46
8 Konrad PatrickBORA – hansgrohe8:05
9 Masnada FaustoDeceuninck – Quick Step9:24
10 Pernsteiner HermannBahrain – McLaren10:08

 

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPnt
11 Démare ArnaudGroupama – FDJ233
22 Sagan PeterBORA – hansgrohe184
33 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step101
48▲4 Vendrame AndreaAG2R La Mondiale78
54▼1 Ulissi DiegoUAE-Team Emirates77
65▼1 Černý JosefCCC Team73
76▼1 Ganna FilippoINEOS Grenadiers72
87▼1 Pellaud SimonAndroni Giocattoli – Sidermec70
910▲1 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers66
109▼1 Konrad PatrickBORA – hansgrohe61

 

ヤングライダー賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
11 Hindley JaiTeam Sunweb 85:22:07
22 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers,,
33 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step3:14
44 Samitier SergioMovistar Team34:12
56▲1 Knox JamesDeceuninck – Quick Step36:46
65▼1 McNulty BrandonUAE-Team Emirates38:22
77 Paret-Peintre AurélienAG2R La Mondiale44:49
89▲1 O’Connor BenNTT Pro Cycling1:02:37

 

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPnt
11 Guerreiro RubenEF Pro Cycling234
23▲1 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers157
32▼1De Gendt ThomasLotto Soudal122
44 Dennis RohanINEOS Grenadiers119
55 O’Connor BenNTT Pro Cycling71
67▲1 Hindley JaiTeam Sunweb71
76▼1 Kelderman WilcoTeam Sunweb55
88 Ganna FilippoINEOS Grenadiers48
99 Castroviejo JonathanINEOS Grenadiers45
10  Rubio Einer AugustoMovistar Team44

 

 

 

 

 

 

 

 

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