フランスのロックダウンの解除が5月11日から段階的に行われれるかもしれない。
これに対して、フランス自転車連盟(FFC)は、5月11日から屋外でのトレーニングを許可するように要求をしている。
WHO(世界保健機関)も、通勤や運動でのサイクリングを奨励する発表を行っており、後押ししてくれるのではないだろうか?
3段階での計画 一つ目は個人活動
フランス自転車連盟の声明では、コロナウイルスのパンデミックで実施されている社会的距離を守る措置を尊重しながら、フランスでのレースをできるだけ早く再開する意図についても概説した。
3段階での計画として
- 個人の身体活動
- クラブ活動
- 競技の再開
まず、個人の身体活動はフランス・イタリア・スペイン・モナコ以外では認められている。
英国では1日1回の屋外での運動を推奨している。
また、社会的距離を保って行えば問題ないと、WHOからも提唱されているのだから、5月11日から再開できるのではないかと考えているようだ。
プロライセンス保有者とすべてのサイクリストにとっての希望の最初の印として、サイクリングの個々の活動が5月11日から再導入できることが不可欠です。
サイクリングの唯一の習慣に対する制限がこの日付を超えて延長されることは考えられないでしょう。
世界保健機関のように、公衆衛生へのサイクリングの利点を強調するためにますます多くの声が高まっている時期です。
通勤などでも、交通公共機関を使うよりは自転車通勤をしたほうが感染のリスクは低くなるはずだ。
レース活動の再開が3段階目
第2段階で、FFCはフランスのサイクリングクラブがすぐに活動を再開することを許可されることへの希望を表明した。
5月11日以降にプロ選手の屋外でのトレーニングが個人活動と同様に許可されるべきだと述べている。
以前、Groupama-FDJのチームマネージャーであるマルク・マディオは、
フランス人は屋外でトレーニングできなければ、ツアーに参加する他のライダーよりもはるかに遅れているはずだ。
と発言している。
ツールが行われる1か月前には準備レースが始まってなければならず、8月からはレース再開されないとならないだろう。これが第3段階となるが、果たしてどうだろうか?
すべては5月11日までの、フランスのロックダウンの成果がどうなっているかにかかっていそうだ。
追記
スペインでは5月2日からロックダウンが解除されそうだ。この日までに感染者が減少していることが条件らしい。
だが、これで屋外トレーニングも個人か家族とは行えるようになる。
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