2020のシーズンに向けて、シクロクロスを取り入れたロードマンが多数いた。
何と言っても、テクニック、インターバル、過酷な環境、1時間のフルガスのレースは冬のトレーニングには持ってこいだ。
テクニックがない私には全く出来そうもないけど(^^;
ロマン・バルデ
シクロクロスに登場した最も驚くべきライダーはロマン・バルデ(AG2R La Mondiale)
2019ツール・ド・フランスでの山岳賞獲得は全く彼の目指すべきところではなかった。失望したバルデは、2020シーズン新たな道を模索することに。
ツールにも出場せず、ジロ・デ・イタリアを目指す。
バルデは、11月からフランスで5回のCXレースを行っている。結果もよくて、ロマニャ、クルノン・ドーヴェルニュ、マリントラで3位に入賞している。
彼の最高の努力がグランドツアーで報われるかどうか見てみよう!
ミハウ・クフィアトコフスキ
2019年シーズンは、これまでの慢性疲労というか疲れが取れない状態でレースに望んでいたために、不調なシーズンを送った。
UCIランキングも2017年の9位から大きく後退。
今年の冬は、ポーランドカップでシクロクロスに取り組み13位でゴールしている。今シーズンは、Volta ao Algarve em Bicicletaで開幕し春のクラシックシーズンを駆け抜ける。
ワウト・ファンアールト
過去3回のシクロクロス世界チャンピオンは、オフシーズンにシクロクロスレースを取り入れるのは普通のことだが今年は違った。
選手生命を絶たれるかと思われたケガからの復帰。ようやく2回のシクロクロスレースを走れるまでに回復してきた。
彼が次に目指すのはベルギー国内シクロクロス選手権。何のプレッシャーもないというが、この走りによって世界選手権に出場するかどうかが決まる大切なレースでもある。
アネミエク・ファンフルーテン
Annemiek van Vleuten in actie bij de veldrit van Gieten pic.twitter.com/w23vDrw8sw
— CyclingOnline.nl (@cyclingonlineNL) October 13, 2019
Mitchelton-Scott 所属の彼女は、2019年驚異的なロードシーズンで、世界選手権、ジロローザ、リエージュバストーニュリエージュで優勝。
アネミエク・ファンフルーテンは、レースの4分の3で中断となったが、ライバルたちを応援するためにサイドラインに立っていた。
ハインリッヒ・ハウッスラー
シクロクロス中継の熱心な信者だった、ハウッスラーはメリダからシクロクロスバイクが発売されたのを機にシクロクロスに初めてチャレンジ。
11月にドイツでブンデスリーガ-バイヒンガーで3位。ワールドカップにも出場した。
オランダの放送局Sporzaとのインタビューで、彼は次のように述べている。
1時間で16回のスプリントを行うことができる。平均心拍数は非常に高かったので、1時間だけフルガスになった。
もっと若いころから取り組んでおけば良かったとも述べている。
ゼネク・スティバル
3度シクロクロス世界チャンピオンになっている、ゼネク・スティバルは今シーズン久々にシクロクロスレースに復帰。
9回のレースに出場。
彼の最高の結果は、12月21日のシントニクラスで6位だったが、どんなイベントでも一貫してトップ20のライダーだった。
ゼネク・スティバルのシーズン開幕は、2月29日Omloop Het Nieuwsblad Eliteで始まる。
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