ゼネク・スティバル(Deceuninck-Quick Step)は、過去に3回シクロクロス世界選手権で優勝しているシクロクロスのスペシャリスト。
彼は、この冬にシクロクロスレースを行う。
彼がシクロクロスに復帰するバイクはSpecialized CruX。
カスタムペイントされた豪華なバイクを見てみよう。
Specialized CruX
トップチューブには、3回の世界選手権優勝の証である3がデザインされる。
2020年シーズンの目標である、Omloop Het NieuwsbladとE3 Harelbekeはシーズンの早い段階で開催されるため、シクロクロスのレースは元旦まで8回のレース出場で終わる。
あくまで、2020年のロードシーズンの準備としてシクロクロスレースを行うのだ。
ただ、シクロクロスシーズンは既に始まっており、ベストな状態のライダーと闘うのは難しい。当然スタート順も後ろでフロントに移動するのは困難だ。
だが、ゼネク・スティバルは熱意を持っており、スペシャライズドバイクに乗って楽しい時間を過ごし、ファンとチャットし、来シーズンのトレーニングとして乗り込むつもりだ。
CruXでは、シートクランプの位置を2㎝下げてシートポストの露出部を長くし、路面からの衝撃に対するクッション性能が高められている。
Specializedは、ゼネク・スティバルのためにカスタマイズされたCruXバイクを準備。
スティバルはSpecializedからグラフィックの選択肢を提示され、SpecializedのシニアコンセプトグラフィックデザイナーであるTom Briggsが作成したグラフィックを選択した。
グラフィックデザイナーであるTom Briggsはデザインについて
スティバルの出身地であるチェコ共和国の地域は、チェコのボロヴィツェブラトカと呼ばれる山の松の木に覆われています。氷、雪、松の針がすべて相互作用するので、地面に何が起こるかを見ました。
私は彼のルーツに戻り、これらの不快な状況で彼が達成した成功を示したかったのです。私たちは地面に凍った松の針を正確に表現しようと思い、塗料にクラックル効果を使用しました。
色は両方とも寒い気候を示すだけでなく、彼のDeceininck–Quick-Stepチームに結びついています。サテンクロームのロゴは寒さを感じさせます。
このデザインに関して、ゼネク・スティバルは、
いくつかのデザインから自分で選択出来たことは、とても嬉しい。
このデザインが最もクールだと思ったのは、とても綺麗で同時にとても詳細だったから。今までで最高のバイクだね!
コンポは、Shimano Dura-Ace Di2グループセット、2xチェーンセットおよび近接比チェーンリングを装備。
CeramicSpeedベアリングを搭載したRoval CLX50カーボンファイバーホイールには、Dugast 33mm幅のタイヤが刻印されている。
33mmのタイヤ幅のサイドそれぞれに8mmのクリアランスを設け、マッドコンディションにおける十分な泥はけクリアランスを確保。
Shimano PRO製の、アルミニウムステムとハンドルバー、特殊なサドルが装着されている。
ゼネク・スティバルは、このカスタムペイントされたSpecialized CruXでレースを行う。
フレーム重量は900gと軽量化されており、 Di2に油圧ディスクブレーキを装備したゴージャスなバイクですね。
なんか、綺麗なカスタムペイントなのにドロドロにするのは、もったいない気がするのは私だけでしょうか?
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