メル・ニコルズは若い頃から脳卒中に苦しんだ。彼女は、2008年の3回目の脳卒中以降、歩けなくなり、身体の左側の多くを使用することができない状態になってしまう。
だが、彼女は2010年に車椅子レースと出会い、そこから人生を一変させる!
パラリンピックにはイギリス代表として2回出場。2013年には1500mの車椅子世界最高記録も樹立する。
2016年には、マラソンと耐久ロードレースの世界にも挑戦。様々な記録を打ち立てている。
そして、2019年6月ハンドサイクル英国縦断世界記録を驚異的なタイムで打ち立てた。
Dream Big
冒険家でもあり、様々なチャンレンジをしているメル・ニコルズ。
普通は車椅子生活になったら中々活動的にはなれないものなのだが、彼女は違っていた。
少しだけ彼女のアスリートとしての記録を見てみると
- 2010車椅子レースを始める
- 2012ロンドンパラオリンピックイギリス代表で出場
- 20131500m世界記録樹立
- 20141500m世界記録更新2016年までタイトルホルダー
- 2015世界選手権800m銀メダル
- 2016リオパラオリンピックファイナリスト
マラソンと耐久ロードレースに切り替え
- 2017ロンドンマラソン車椅子で2時間の壁を破る
- 2018ロンドン10000m1位ロンドンマラソン新記録
チューリッヒマラソン1位
- 2019ハンドサイクル世界記録英国縦断874マイル新記録
メル・ニコルズは、トラックの世界記録、ヨーロッパや世界の主要レースでの活躍、2012ロンドンと2016リオパラリンピックのファイナリストにもなった。
そしてハンドサイクリングの新しいスポーツに焦点を当てるためにトラックから移動し、GBチームでの最初のシーズンで国際的なメダルの成功を達成している。
ハンドサイクルでのギネス記録挑戦
2019年6月、彼女のモットーである「ドリームビッグ」に沿って、イギリス縦断874マイルを達成するという目標を設定した。
わずか9日間で毎日100マイル、最大2500メートルの登山をハンドサイクリングで走破するというものだ。
女性ギネス世界記録は11日。男性は10日となっていた。
メル・ニコルズは、見事に世界新記録で記録を達成。記録は6日22時間18分という途轍もない大記録だった。
Dream Big from Friction Collective Film on Vimeo.
冒険家でもある彼女は、車椅子というハンディからは考えられないほどのチャレンジを続けている。
アスリートであり、冒険家であり、講演会などもこなす、素晴らしいまでのバイタリティの持ち主だ。
コメント