移籍の噂のあった、サイモン・イエーツはMitchelton-Scottとの再契約を発表した。
2018ブエルタの覇者は2年間の延長契約となる。
双子の兄弟は、2014年のOrica GreenEDGEでのプロ入り以来、常に同じチームで働いてきた。今回サイモン・イエーツはチームと再契約したが、弟のアダム・イェーツについては何も報じられていない。
チームと2年契約
✒️ SIMON STAYS 🖋
“We won our first Grand Tour two years ago & I truly believe we can do it again” – @SimonYatess 🎙
We kick-start our signings by locking in our most successful Grand Tour rider, 2018 @lavuelta champ Simon Yates, for two more years.
📰 https://t.co/8qUcoy1Hoo pic.twitter.com/Bxlq22tVKj
— Mitchelton-SCOTT (@MitcheltonSCOTT) August 19, 2020
チームで2022年まで契約しているのは、サイモン・イエーツのみ。
Mitchelton-Scottはコロナ危機により、厳しい給与カットが行われ存続の危機にあった。マヌエラ・ファンダシオンとの交渉は失敗。
だが、チームオーナーのゲイリー・ライアンが、今後2年間のチーム資金を提供し、ライダーの給与を元のレベルに戻すと発表。これによりチームの継続と安定が確保できた。
サイモン・イエーツの契約は、2年先までのチームの将来が保証されたために行われたと言って良い。
アダム・イェーツはどうなる?
この投稿をInstagramで見る
2014年から在籍しているチームでは、レースプログラムは違っていたが、契約更新の発表は兄弟揃って行われていた。
今回、サイモン・イエーツだけが発表されたと言うことは、アダム・イェーツの契約更新はないと考えても良いだろう。
それは、これまでも噂されていたチームイネオスへの移籍があるかもしれないということだ。
Mitchelton-Scottは、すでにダリル・インピーを放出している。更に、アダム・イェーツまで移籍するとなれば、大きな損失となるだろう。
コメント