英国選手権ロード。National Championships Great Britain – Road Race(NC)
英国選手権個人タイムトライヤルは、Soudal – Quick Stepのイーサン・ヘイターが勝利している。
過去の優勝者は
- 2024 イーサン・ヘイター
- 2023 フレッド・ライト
- 2022 マーク・カヴェンディシュ
- 2021 ベン・スウィフト
- 2019 ベン・スウィフト
- 2018 コナー・スウィフト
- 2017 スティーヴン・カミングス
- 2016 アダム・ブライス
- 2015 ピーター・ケンノー
- 2014 ピーター・ケンノー
- 2013 マーク・カヴェンディシュ
- 2012 イアン・スタナード
- 2011 ブラットリー・ウィギンズ
- 2010 ゲラント・トーマス
アベリストウィス~アベリストウィス 187km

コースマップ photo britishcycling
男子は5周回。187kmで獲得標高2,674mだ。
注目のライダーは
- INEOS Grenadiers ベン・スウィフト、コナー・スウィフト、ジョシュア・ターリング、ゲラント・トーマス、サムエレ・ワトソン
- Groupama – FDJ ルイス・アスキー、マシュー・ウォールズ
- Soudal – Quick Step ジェームス・ノックス、イーサン・ヘイター
- Team Visma | Lease a Bike マシュー・ブレナン、トーマス・グロッグ、ベン・トゥレット
- Israel – Premier Tech ジョセフ・ブラックモア、ジェイク・スチュアート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
INEOS Grenadiersのコナー・スウィフトから攻撃開始。

逃げも中々決まらない。

先頭集団が出来ている。

先頭集団は15人くらい。距離が出ないのでわかりにくい。

先頭集団から4人が抜け出す。

13秒のリードだ。
- ジェイコブ・ブッシュ (Development Team Picnic PostNL)
- オリバー・ナイト (Cofidis)
- Callum Thornley (Red Bull-BORA-hansgrohe-Rookies)
- オウェイン・ドゥール (EF Education-EasyPost)
残り3周

こちらは追走。

追走ではTeam Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナンが積極的に引く。追いつかないと勝利はない。タイム差は39秒。

先頭集団にいたCofidisのオリバー・ナイトがチェーン落ち。

これで先頭は3人に。
- ジェイコブ・ブッシュ (Development Team Picnic PostNL)
- Callum Thornley (Red Bull-BORA-hansgrohe-Rookies)
- オウェイン・ドゥール (EF Education-EasyPost)

先頭とは18秒差。

ゴールエリア付近に追走が戻ってくる。
残り2周

追走の人数が減ってくる。

3人のリードは14秒。

Soudal – Quick Stepのイーサン・ヘイターは最後尾。

Team Picnic PostNLが攻撃。Team Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナンが追う。

先頭3人のすぐ後ろに追走が。

先頭の3人が捕まった。
残り1周

残り1周のゴールラインから INEOS Grenadiersのサムエレ・ワトソンがスルスルと抜け出す。

これを誰も追わない。

INEOS Grenadiersのサムエレ・ワトソンは完全に抜け出した。TTは強く先日の英国選手権タイムトライヤルではイーサン・ヘイターについで2位となっている。

すでに34秒のリードを築いている。

サムエレ・ワトソンが単独でゴールエリアに。

サムエレ・ワトソンは2025 ツール・ド・ロマンディのプロローグで勝利。さらにダンケルク4日間第4ステージで勝利して総合優勝。

23歳で英国ロート王者となった。英国個人タイムトライヤルでも2位となっている。

後続のスプリントではマシュー・ブレナンが圧倒的。

Team Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナンは、2位に終わっている。3位はIsrael – Premier Techのイーサン・バーノン。
リザルト

優勝した INEOS Grenadiersのサムエレ・ワトソン(チーム公式サイトより)
正直言って信じられない。 このバンドは僕のキャリアの残り期間ずっと袖につけていたかったし、少なくとも1年間はナショナル・チャンピオン・ジャージを着ていたい。
レース中はずっと気分が良くなかった。おそらく、とてもハードで限界だったからだろう。 そのおかげで、勝つためにはレースを失ってもいいと思えた。 ギャップを広げられたら、あとはラインまでアクセル全開で行くだけだった。 残り200メートルで初めて勝てるってわかったんだ。

| Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
WATSON Samuel
|
INEOS Grenadiers | 100 | 4:08:02 |
| 2 |
BRENNAN Matthew
|
Team Visma | Lease a Bike | 75 | 0:29 |
| 3 |
VERNON Ethan
|
Israel – Premier Tech | 60 | ,, |
| 4 |
HAYTER Ethan
|
Soudal Quick-Step | 50 | ,, |
| 5 |
ASKEY Lewis
|
Groupama – FDJ | 40 | ,, |
| 6 |
THORNLEY Callum
|
Red Bull – BORA – hansgrohe Rookies | 30 | ,, |
| 7 |
KNIGHT Oliver
|
Cofidis | 20 | ,, |
| 8 |
BELDON Alex
|
Muc-Off-SRCT-Storck | 10 | ,, |
| 9 |
BUSH Jacob
|
Development Team Picnic PostNL | 5 | ,, |
| 10 |
BLACKMORE Joseph
|
Israel – Premier Tech | 3 | 0:36 |


コメント
他国のナショナル選手権動画で気になるのがありました。ちゃんさんの見解をおしえてもらえませんか。
チェコスロバキアだとおもうのですが、ジロで大活躍したマティアスヴァチェクが勝利したようなのですが、ゴールシーンがなんとも不可解。
スプリントしてるわけでもないし、2番目にゴールしてるのにバンザイゴール。リザルトでは一着。初めて見る光景なので私には理解できませんでした(^_^;)。一番にゴールを通過してる選手はチームメイトでもなさそうですし。謎。。。
https://youtu.be/67j7PPpfKJE?si=OfFNH9GzC5gey17T
以下のInstagramを見てもらうとマティアス・ヴァチェクが先着している様子が見えます。どっちが先着かは良くわかりません。
https://www.instagram.com/p/DLfQNoQNRW4/
これの種明かしなのですが、チェコとスロバキアの全国大会は同じコースで行われてます。なのでUnibet Tietema Rocketsのルカーシュ・クビシュはスロバキアのチャンピオン。
違う国同士なので、どっちが先にゴールしても二人ともチャンピオンですね。
なるほどー、チェコとスロバキアのチャンピオンシップが併催で2つのレースとして運用されてたわけですかー!
二人ともチャンピオンジャージ獲得で、ジャージの違う二人がバンザイゴールしてるわけですね。
腑に落ちました!ありがとうございます(*^^*)