ミラノ~サンレモは、大きくコースを変えて開催された。
なんと、距離も305kmと8月に走る距離ではないと思うけど~。
逃げは、ほとんどプロチームがメイン。
チプレッサから動く
コースは、例年の海岸線が使えないので内陸部を通ったが、最後はチプレッサとポッジオを登るいつものコースに戻る。
上がチプレッサの登りだけど、勾配的にあまりきつくない。
集団からは何人かが散発的にアタックをかける。
何故か、アタックが成功したのはダニエル・オス。
10秒近くまで集団を引きのばすのに成功したが、平地で捕まる。
ポッジオの登りに入り何人かがアタックをかけるが、すぐに捕まる。
縦に長く集団が伸びてきた所でアタックをかけたのは昨年の覇者。ジュリアン・アラフィリップ!
A strong @alafpolak1 racked up Deceuninck – Quick-Step’s 40th podium in a Monument, at the end of the longest #MilanoSanremo in history: https://t.co/hjHemUecYL
Photo: @GettySport pic.twitter.com/MhcDCqy3G6— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) August 8, 2020
後ろについていたワウト・ファンアールトが登りで離される。集団先頭付近にはトーマス・デヘントやマチュー・ファンデルプールの姿も見えていた。
登りでグングンと差を開いて行くアラフィリップ。
ジュリアン・アラフィリップ独走かと思われたけど、10秒の差を下りでワウト・ファンアールトが詰めた。
二人は追いつかれることなくゴール手前までランデブー。集団先頭は、マチュー・ファンデルプールが引いていたが、途中で降りて追走はまとまらない。
ラスト1キロ手前から、ジュリアン・アラフィリップはもう前に出ない。
ゴール手前ギリギリになってジュリアン・アラフィリップがスプリントを仕掛けるが、ワウト・ファンアールトのスプリント力にはかなわなかった。
なんと、ワウト・ファンアールトはストラーデビアンケに続いてミラノ~サンレモまで制してしまった。
スプリント力があるので、小集団でゴールまでくれば勝てるパターンが出来てきたのでは。独走力もあるしスプリントも強い。
完全に昨年の彼に戻りましたね。更に強くなって。
もし、ラスト35kmでジュリアン・アラフリップのパンクによる遅れがなかったら~。勝負は変わっていたかもしれないですね。
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