2025 ブエルタ・ア・エスパーニャの最終ステージはマドリードに集結したデモによって中止となった。
さらに表彰式もないという異常な事態に。ヨナス・ヴィンゲゴーは、永遠に素晴らしい時間が奪われたと言っていたが、即席の表彰式がホテルの駐車場で行われた。
この即席の表彰式をヨナス・ヴィンゲゴーはとても感謝している。この表彰式のアイディアを考えたのは、トム・ピドコックの母親。ヨナス・ヴィンゲゴーも感謝のコメントを出している。
45分で準備
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ほんと、上記の写真だけみると普通の表彰式と変わらない。バンを並べて表彰式の幕を設置。ポディウムの台はクーラーボックスだ。
デンマーク国旗もながされて、シャンパンもあり、一応のセレモニーは出来た感じだ。
トム・ピドコックの母親からのアイディアはQ36.5 Pro Cycling Teamを通してTeam Visma | Lease a Bikeに伝えられた。
主催者もこの場所に呼ばれていたそうだ。
ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント
ブエルタで勝つことはとても特別なこと。マドリードでの表彰式があろうとなかろうとね。セレモニーがないというニュースを聞いたとき、とてもがっかりした。
あの祝賀の瞬間が奪われてしまったのだから。でも実際は、クーラーボックスの上で行われた方がずっと素敵だった。より親密な瞬間。
このアイデアを聞いたとき、事前に考えていたよりもずっと価値のあるものだった。私のキャリアの中で最も美しい瞬間のひとつとなった。
アイデアは本当に直前になって出てきた。トム・ピドコックの母親からだった。Q36.5と私たちのチームを通して、すぐに手配し、すべてを準備した。
皆、他のホテルから来なければならなかったが、ピドコックのチームとは近かった。とても楽しかったし、このようなことがまだ可能であることが嬉しかった。
もちろん、マシュー・リシテーロ(Israel – Premier Tech)も白いジャージを手に入れることになるので、秘密にしておかなければならなかった。もしそれが抗議者に知られていたら、それほど安全ではなかったかもしれない。
ほんといいアイディアだった。選手も楽しかっただろうし、より思い出に残るものとなったのでは。
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