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チェーンチェッカー シマノTL-CN42 インプレとチェーンの伸びの検証

インプレ
この記事は約6分で読めます。

先日から、チェーンを切ったり、チェーンの伸びによる被害が続出しています。

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それで、ついにチェーンチェッカーを買って実際に測ってみることにしました。

チェーンチェッカーにも、色々な物が出ています。

結局は、新品のチェーンからどれだけ伸びたかを測る工具になります。

今回は、シマノのTL-CN42を買ってみました。

 

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手違い発生

実は、よく調べもせずにショップでシマノのチェーンチェッカーを頼んでいました。

後日、ショップに行った時

注文しとった物届いたよ~

えっ、何が??   しまったー。わすれてた^^;

 

注文していたことをしっかりと私は忘れてました^^;

 

実は、注文した後に、色々とネットを物色していると、安いものを見つけたのです。

BIKE-HAND フカヤ産業のチェーンチェッカーです。

 

こちら、安いので(楽天486円・ヤフー330円)買ってシマノと比べてみようかなと思ってます。

楽天ユーザーなので、ポイントで買えちゃう金額です。

 

結局、シマノのチェーンチェッカーのお代を払った為に、チェーンが買えなかったという(涙)

 

買ったのはシマノTL-CN42

Chain wear indicatorを訳すとチェーン摩耗インジケータとなります。

6.7.8.9.10.11Speedに対応しています。

 

 

拡大して見て見ます。

右側に①と書いてあります。

板バネ式となっています。

 

左側には、簡単な説明が刻印してあります。

 

シマノマニュアルより

文字による説明は全くありません。

しっかりと①と刻印されている側をアウターリンクに入れます。

 

しっかりと、右側を入れたあとは、反対側をさしてみます。

下図によると、力まかせに押しこんではだめという意味でしょうね。

 

簡単に入ると、チェーンが伸びているということになります。

 

こんな感じで、右側をいれて、スットと左側が入らなければOKです。

 

実際の伸びは何%なのか

CADで原寸で書いて検証してみました。

 

計算式は

1リンクのピッチは12.7mmが基本になります。

12.7×11(リンク) =   131.9mm

0.5%伸びた場合   132.56mm   0.66mm伸び

0.75%伸びた場合 132.89mm   0.99mm伸び

1.0%伸びた場合   133.22mm 1.32mm伸び

 

 

参考図

 

ただ、シマノの場合、何%とか書いてないので伸びの正確な長さはわかりません。

私の持っているノギスが短いので正確な長さが測れませんでした<(_ _)>

今後、新しいノギスを買ったらチェーンチッカーの長さを測ってみます。
何パーセントの伸びでシマノの場合だめと言っているのか確認してみたいと思います。
正確ではないのですが、金ざしで測った感じでは132.8mmくらいの感じです。上の図からみると0.75%のように思います。

 

11速チェーンで試し

11速の新品のチェーンの切れっぱしを貰ったので、試してみました。

かなり、力をいれないと入りません。新品だから当たり前でしょうね。

チェーンを新品に変えたら、また試してみます。

新品の状態と比べて、どれくらいの伸びがあるのかが分かれば良いのでこま目に測ってみようと思います。

 

ちなみに、古いチェーンで試してみると、力をいれることもなくスッポリと入りました。

 

 

シマノのもう一つのチェーンチェッカー

参考のために、これまでのシマノのチェーンチェッカーと比べてみます。

 

使い方は、右側をチェーンのアウターリンクに入れます。

 

間違い探し

この写真と、次の写真の中で間違いが一つあります。さて、それはなんでしょうか?

 

右側のはいっている部分が11リンク目です。完全アウトですね。

問題の正解は?

正解は、チェーンが逆についてます^^; 10速チェーンにも裏表があって、文字がついているほうが表になります。回転方向にしたがって、微妙になめらかにカットされています。

これについては、チェーンの構造についての記事を作成して検証してみたいと思います。

間違いに気付いたのは、メカニック師匠です。流石であります<(_ _)>

 

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チェーンの伸びとは

チェーンが伸びると書いてますが、どこが伸びるのでしょうか?
 

 

チェーンをばらしてみました。
 

 

チェーンには、ペダルを回転させると引張力がかかります。
リンクピンを軸にして、インナープレートが動きます。
 

 

インナーリンクの盛り上がってスリープとなっている部分と、リンクピンが回転により少しずつ削れてきます。
これにより、スキマが発生します。
 

 

リンクピン拡大
拡大してみると、けずれているのが良く分かります。
 
 
つまり、チェーンのプレートが伸びている訳ではなく、リンクピンとインナープレートが回転によって削れてくる。それによってスキマが出来ることにより少しずつチェーンが伸びているということです。
一コマで、0.1mmけずれてたとすると、100コマでは10mm伸びることになりますね。

 

チェーンが伸びて困ること

  • スプロケットへのチェーンのかかりも合いにくい
  • スプロケットも削れるので新品のチェーンと相性がわるくなる
  • チェーンがゆるんで外れやすくなる
  • 音鳴りがする
  • 変速が上手くいかずチェーンが切れる(←自分です)

 

チェーンの寿命を延ばすには

チェーンが削れる要因

  • 雨中走行は削りやすくなります
  • 晴れでも汚れていると削れます
  • 雨の場合、チェーンオイルが流れ出てしまいます
  • 砂粒等が巻き上がりやすい
  • 削れかすや砂粒がある状態は、常にサンドペーパー掛けているのと同じ

 

チェーンの寿命を延ばす

  • チェーンはきれいにして、オイルを切らさない事です
  • チェーンだけでなく、 フロントチェーンリング、フロントメカ、リヤスプロケ、リヤメカ、 チェーンが通るところすべてです
  • 雨中走行の後は、しっかり洗って砂粒を追い出してから、 乾かしてからしっかりオイルをしみこませてください

 

結局の所、どんなに良いチェーンを使っていてもメンテナンスによって、チェーンの寿命は大きく変わってくるということですね。オイル切れだけはしないように。清掃は小まめにしましょう。

 

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まとめ

チェーンチェッカーの基本は、まず、新品を測定。 同じ条件で測定する事で比較する事ができます。
ピンと張った状態と緩めた状態とでは当然測定値は違っきます。あくまでも目安となります。 動く為には、キチキチではない(ある程度の遊びが必要)。
ですから、伸びが確認できたら交換するのが一番です。
ほっておくと、スポロケも削れるので新品のチェーンにした時にも歯飛びが発生する可能性があります。
チェーン交換2回に1回は、スポロケも交換出来ると良いと思います。

自分の中でマイルールを作っておくと良いですね!

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