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サム・ベネットがトム・ピドコックと同じチームに

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Photo credit: dvdbramhall on Visualhunt.com
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ワールドツアーライダーで2026年の契約がない有力ライダーの一人だったDecathlon AG2R La Mondiale Teamのサム・ベネット。

 

サム・ベネットは、噂が出ていたQ36.5 Pro Cycling Teamに加入することになった。

 

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2026年末までの1年契約

 

 

サム・ベネットは、2015年からBORA-hansgroheに6年間在籍した後、2019年にエリア・ヴィヴィアーニの代役としてDeceuninck-Quick-Stepでキャリアを復活させることができた。

Deceuninck-Quick-Stepでの2年間で、ツール・ド・フランスで2回、ブエルタで1回のステージ優勝。計14勝をあげた。2020ツール・ド・フランスでは、元チームメイトのサガンを破ってグリーンジャージも獲得。涙を流して喜んでいた。

 

だが、2021年は膝の故障があり、手術を受けないといけない状態。膝蓋腱の炎症で、これは持続的に続く損傷だった。9月にレース復帰したが、4レースをDNFで終わっている。

だが、このサム・ベネットの負傷でマーク・カヴェンディシュは2021 ツール・ド・フランスで4勝。見事な復活とともにスプリント賞も獲得するという結果となっている。

2022年にBORA-hansgroheに復帰したが、グランツールは2022ブエルタ・ア・エスパーニャのみ。第2・3ステージと連勝したが、第10ステージをスタートすることはなかった。結局、2年間で6勝に終わっている。

2024年から、Decathlon AG2R La Mondiale Teamに移籍。2024 ダンケルク4日間では6レース中4勝をあげ総合優勝。

 

2025年も4勝をあげDecathlon AG2R La Mondiale Teamでは2年間で9勝をあげた。だが、チームが欲しかったのはワールドツアーでの勝利。とくにツール・ド・フランスでの勝利をチームは期待していた。

これはNetflixでも描かれていたけれど、サム・ベネットはチームの期待に応えることは出来なかった。チームは勝つためにサム・ベネットを獲得していたのだ。

Decathlon AG2R La Mondiale Teamは、オラフ・コーイを獲得。サム・ベネットはチーム構想から外れていた。来季はQ36.5 Pro Cycling Team加入とトム・ピドコックと共に走る。

Q36.5 Pro Cycling Teamはサム・ベネットの獲得で2026年シーズンを戦う30人を決定。サム・ベネットはマッテオ・モスケッティ、フレッド・ライトと並んでチームのスプリント勝利を狙う。

 

サム・ベネットのコメント

来季Q36.5 Pro Cycling Teamに加入できるのは素晴らしいことだ。私のキャリアはカート・ボガーツによって始まった。だから、まるで曲がりくねった道を辿って故郷に戻ってきたような気分なんだ。

スプリンターとして、私のキャリアは勝利を追い求めることで形作られてきた。3大グランツール全てで、実力を発揮し勝利する素晴らしい機会を数多く与えられたことは本当に幸運だった。

このチームに加わることで、最高のパフォーマンスを発揮する絶好の機会を得られるだけでなく、若手選手たちがこのスポーツで偉業を達成する手助けができると確信している。

チームが成長し、発展し、すでに最高レベルで偉業を成し遂げる姿を見てきた。その一員となれることを大変嬉しく思う。この機会を与えてくださったダグラス・ライダーとカート・ボガーツに心から感謝します。

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