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サム・ベネットの涙の理由。サガンを倒してグリーンジャージを狙う!

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Photo by Aliyah Jamous on Unsplash
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サム・ベネットは4年振りにツール・ド・フランスに出場。

ついに念願のツール初優勝を第10ステージで飾った。ゴール後のインタビューでは涙で言葉につまることもあるほど。

それには、BORAでは達成することの出来なかったツールへの思いが詰まっていた。

 

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長い年月の積み重ね

ゴールした後から泣いていたサム・ベネット。インタビューでも涙は止まらない。

 

サム・ベネットがツールに出場したのは2017年のこと。この年にはサガンのグリーンジャージ獲得のためのスプリントトレインの一員だった。

その後、サム・ベネットはツール・ド・フランスにセレクトされることはなくなった。

 

翌年の2018ジロ・デ・イタリアではステージ3勝をあげてマリアチクラミーノ(ポイント賞)を獲得。

だが、2019年サム・ベネットがジロに選出されることもなかった。BORAはアイルランド人ではなく、若いドイツ人のパスカル・アンカーマンをジロに出場させる。

そして、パスカル・アンカーマンはジロ2勝をあげて、マリアチクラミーノを獲得。

結局サム・ベネットはジロもツールも出場出来ず、ブエルタ出場となる。実力は着々と積みかさねていた。

だが、スプリンターとしての地位を獲得するにつれてツールへの思いは募る。

 

BORAから抜け出す

2019年サム・ベネットは実に13勝をあげる。

2019成績
優勝したレースのみ
  • Vuelta a San Juan Internacional (2.1) Stage7  優勝
  • UAE Tour (2.UWT)  Stage7   優勝
  • Paris – Nice (2.UWT) Stage3・6   優勝
  • Presidential Cycling Tour of Turkey (2.UWT) Stage1・2 優勝  ポイント賞獲得
  • Critérium du Dauphiné (2.UWT)  Stage3   優勝
  • National Championships Ireland – Road Race (NC) 優勝
  • Binck Bank Tour (2.UWT) Stage1・2・3 優勝 ポイント賞獲得
  • La Vuelta ciclista a España (2.UWT) Stage3・14 優勝

 

だが、最強のスプリンターとなるには、ツール・ド・フランスで活躍することが一番だ。

BORAにいれば、サム・ベネットは毎年ブエルタだけの出場となるところだった。

 

Bora-​​Hansgroheとしては、

  • ジロ パスカル・アッカーマン
  • ツール サガン
  • ブエルタ サム・ベネット

という位置づけだっただろう。

 

サム・ベネットはBORAとの数年先までの契約を破棄して、新しい道を選ぶ。長い紛争の末に、ついに新天地クイック・ステップへの移籍を果たす。

エリア・ヴィヴィアーニの後釜として、移籍して4勝をあげ地位を確立。だがツールはコロナのために開催されるかどうかもわからない状態だった。

ようやく、開幕したツールにサム・ベネットはウルフパックと共に挑む。トップテンフニッシュは果たすが、勝利には中々手が届かなかった。

 

そして、ようやく手にした第10ステージの勝利。しかも、カレブ・ユアンとサガンを破っての勝利だ。それと共にグリーンジャージも再び着用する。

サム・ベネットの涙の理由は長い年月で積み重なった苦渋とツールでの勝利への渇望だった。

 

サム・ベネットのグリーンジャージへの思いは、サガンより強い。サガンの影に隠れていたサム・ベネットは自分でもグリーンジャージを取れることを証明したいのだ。

その為の第1歩をついにサム・ベネットは果たした。

長い年月がかかったが、これからでも遅くはない。パリのシャンセリゼに向けて、ステージ勝利と共にグリーンジャージの獲得もサム・ベネットには必要なことだ。

最強のスプリンターであることを証明するために。

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