サドルはこれまでも、何回も変えていて今はポントレガーのサドルをつけてます。
Ajna Elite Women’s Saddleというサドルです。インプレ記事はこちら。
穴開きサドルで尿道の圧迫もなくて現状気にいってます。ところが、走り出してしばらくしてから踏みこむとギシギシと音が鳴る時がありました。
それが、だんだんとひどくなってきてある程度のスピードを出して走っている時なんですけれども、ずっと鳴りっぱなしになってしまいました。
メカニック師匠から指摘を受けて音鳴りの解消方法を教えて貰ったので、さっそく試してみました。
サドル接続部分に油をさす
サドルのレールとシートポストのやぐら部分にラスペネを差してみました。
前側と後ろ側からも、差しておきます。
サドルの取付方には、1本締めと2本締めとあるので、2本締めの場合には両方共に油を差すといいと思います。
音鳴りは、どこが原因かわからない場合が多いので、疑わしい箇所は全て差しておいたほうが無難ですね。
逆に原因を特定したい場合には、1箇所ずつ注油して確認したほうが良いですね。
効果の確認
ラスペネを差してから、走ってみると全く音がでなくなりました。
これで快適走行出来ます!
音が出たまま放置しておくと
- 締めつけが緩んでくる可能性も
- 破損の危険性もある
- 精神衛生上よくない
使用したラスペネとは
ラスペネはWOKOSの製品で、浸透潤滑剤と言われています。
強力な浸透力と防錆性を有するフッ素樹脂配合の浸透潤滑油剤。360°すべての傾きで噴射可能な特殊バルブと折りたたみ式ノズルを採用、遠距離や狭い場所へも容易に噴射できます。水置換性なので水に濡れた状態でも効果を発揮します。噴射剤にCO2を採用し内容量を極限まで増大した業務用タイプです。
使いやすく手にフィットするFP(フォームパターン)缶を採用。
引用 http://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/RP-C.html
ノズルがついてます。
ラスペネの4つの性能
1.浸透性
フッ素樹脂 0.2ミクロンの超微粒子のフッ素化合物が配合されています。
そのため、今回のような微小な隙間にも確実に到達してくれて、部材同士のきしみによる音を消してくれます。
ボルト・ナットが錆で固着したり、硬くて緩まないなどの場合にも効果を発揮してくれます。
2.潤滑性
耐荷重性・耐摩耗性・低摩擦係数に優れた潤滑性能を持っているので、繰り返し使用される自転車のケーブル類などに注油すると効果があります。
3.防錆性
錆が可動部分で発生したら、スムーズな作動は望めなくなります。そこで、錆を防いで、スムーズな作動を維持する防錆性も兼ね備えています。
4.水置換性
塗布したい部分が湿っていたり、濡れていたりする場合もあります。このような場合でも、濡れた箇所に噴霧するだけで直ちに水と置き換わる水置換性があります。
つまり金属表面から湿気を除去してくれます。そのため、即座に浸透・潤滑・防錆効果が発揮できます。
ラスペネの種類は、容量によって180ml・350ml・420mlの3種類あります。
私は、ちなみに350mlを使用してます。ミニの180mlではすぐになくなるし、420mlでは大きすぎて、置き場所に困るので中間を選んでます。
まとめ
今回は、すごく簡単にサドルの音鳴りが治ってくれて、あらためてラスペネの浸透性に感動しております。皆さんも、音鳴りに困っていたら、シュッとひと吹きすると簡単に治るかもしれませんよ。
飛び散るのが嫌な場合には、当て布などをしておけば回りに飛び散ることもありません。
ノズルがあるので、狭い所にも届いてくれるのがいいですね。私もこまめにメンテナンスしていくようにしたいと思います。
追記
スプレーを吹くことと、サドルを止めているボルトも一応締めておくことも大切。長い間乗っていると緩むこともありますからね。念には念を入れておきます。
スプレーでだめならば、一度外してグリスを塗っておくのも良いでしょう。
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