通常はユイの壁で決着のつくフレッシュ・ワロンヌ。
だが、今年ユイの壁の前にシェラーヴ峠が加わっている。ライバルを減らすには絶好のアタックポイントとなる。
アムステルゴールドレースで落車しながらも3位に入ったレムコ・エヴェネプールは、ユイの壁まで待たないことを明言している。
ティボー・ネイスをおとす
Remco Evenepoel accende la vigilia della Freccia-Vallone🔥#Ciclismo #Cycling #Evenepoel pic.twitter.com/YMHvgcKqEh
— Eurosport IT (@Eurosport_IT) April 22, 2025
ライバルは一人でも少ないほうが良い。成長著しいLidl – Trekのティボー・ネイスをレムコは警戒している。
レムコはアムステルゴールドレースの後にワロンヌについてインタビューに答えている。
フレッシュワロンヌに、シェーラーヴ峠も最後から2番目に加わってますね。
この上りのおかげで、ユイの壁へのアプローチは、前回よりも難しくなっている。今回はエレフェ峠も再び登場するが、こちらも簡単ではない。
だから、レースのスタイルも変わってくると思う。
体調はかなり良いので、水曜日までに回復できればと思っている。もちろん、ティボー・ネイスをただで、決勝に連れて行くつもりはない。だから、絶対にレースに出場する。
とても良いレースになるだろう。もし調子が良ければ、トライする。今は一日一日だ。回復期間は2日で、先週の金曜日より1日多い。
レムコ・エヴェネプールは、鼻に絆創膏を貼っている。レース会場でも良くみかける鼻パッドだ。鼻弁が狭い人は効果が実感しやすいと言われている。
最大酸素摂取量に変化はないと言われているけれど呼吸が楽になれば効果はあるはず。フレッシュワロンヌではレムコの鼻にも注目だ。
レムコは、アムステルゴールドレース後にXで、「こんなレースがとても恋しかった。 最後の1メートルまで、オールイン・オア・ナッシング」と書いている。
今回のフレッシュ・ワロンヌでも、最後の1mまで決着のつかないレースを期待したい。
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