サントス・サイクリングフェスティバルも最終ステージとなった。ラストはVictoria Parkの周回コースを走るコース。
綜合優勝はルーク・ダーブリッジ(Team BikeExchange)でまず、間違いないだろう。ガーミンオーストラリアは総合優勝の逆転を狙って攻撃を仕掛けるだろうか?
第4ステージ Victoria Park Adelaide (クリテリウム) 60分+ 1ラップ
コース1.1kmの周回コースを60分走り続けて、60分を過ぎるとラスト1周でゴールとなる。60分だから、選手は50周近く全力疾走を続けないといけないのではないかな。
女子のレースは、まあ動かなかった。最初はサイクリングしているような感じだったけど、流石に男子は最初からアタックをかける選手が続出。
1時間だからガンガン動いて欲しい。
綜合に関係ない選手は泳がしてくれる。Team BikeExchangeは、2位のルーク・プラップ (Team Gamin Australla)を逃がさなければOKだ。
タイム差は2分あるのでラップされない限り大丈夫という計算になる。
集団はTeam BikeExchangeが前を固めて引いていく。リーダージャージのルーク・ダーブリッジもしっかりと前にいる。
20分を過ぎて前は5人となるが、更に後ろから合流しそうだ。だが、ガーミンオーストラリアの選手は入っておらず、これでは逆転に向けての動きはないかもしれない。
中間スプリントポイントから逃げ始めた72番の選手に2人が合流して先頭は3人に。残り24分逃げ切れるか?
最終的に残っていた4人だったが、ラスト10分を切って集団に吸収されそうだ。
最後まで粘った2人も吸収され、ラスト3周の周回札が掲げられている。シクロクロス形式で周回タイムを計算してラスト1周を決めている。
リーダーのルーク・ダーブリッジ自らが先頭を引いて、総合優勝に向けて万全の体制をとる。
ラスト1周のジャンが鳴って、Team BikeExchangeが全開で引きまくる。まず、キャメロン・マイヤーが引いて、アレクサンダー・エドモンソンにチェンジ。
最後は、カーデン・グローブスに託したが~。
だが、優勝はガーミンオーストラリアのサム・ウェルスフォード(Sam Welsford)。
サム・ウェルスフォードは、2019 UCIトラック世界選手権男子パーシュートで金メダルを獲得。1時間以内に行われた男子エリートスクラッチでも金メダルを獲得しているトラック選手だ。
スプリント専門の選手には、Team BikeExchangeのライダーでもずっと前を引いていたので勝てないでしょうね。
ガーミンオーストラリアは、ステージ優勝だけを狙っていた。Team BikeExchangeの二人が最後は、前を引いてくれた形になっている。
総合優勝はルーク・ダーブリッジ
🗞REPORT🗞
“It’s really, really special. I’m really, really happy, it’s been a fantastic week for us.” – @luke_durbridge1 🎙 #TDUFestival 🇦🇺https://t.co/KvHEaQSXkS
— Team BikeExchange (@GreenEDGEteam) January 24, 2021
このステージでも2位を確保しており、良いレースを展開した。
UCI公認レースではないけど、Team BikeExchangeの最初のレースとしては幸先の良いスタートが切れたと言える。
- サム・ウェルスフォード (Team Gamin Australla) 59:41
- カーデン・グローブス(Team BikeExchange) ST
- Jensen Plowright (Team BridgeLane) ST
総合
- ルーク・ダーブリッジ(Team BikeExchange) 8:10:59
- ルーク・プラップ (Team Gamin Australla) +2:00
- クリス・ハーパー(Team Jumbo-Visma) +2:31
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