春のクラシックシーズンを締めくくるリエージュ〜バストーニュ〜リエージュが日曜日に行われた。
「ラ・ドワイエンヌ(最古参)」とも呼ばれる、世界最古のクラシックレース。
ここで過去、4度も優勝しているのが世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデだ。だが、そのバルベルデ、100キロ地点でリタイヤとなってしまった。
バルベルデ向けのコースだったのに
今年は、コースが変更となりフィニッシュ地点が、29年ぶりにリエージュとなり最後は下りと平坦となった。
起伏や登りを多く含むレースとして知られるアルデンヌ・クラシック。中でも、とくにその登り、アップダウンの連続が厳しいレースとして知られ、レース全体の総獲得標高は4500mを超えるリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ。
例年のように最後に勝負所の坂があるのではなので、これまで4度優勝しているバルベルデ向けではないかと言われていたのです。
バルベルデ、リタイヤはレースがスタートしてわずか100キロ地点。
#LBL: Lamentablemente, hemos de informar del abandono de @alejanvalverde a unos 105 km de la llegada. El murciano, aquejado de diversos problemas físicos en los últimos días, no podrá alcanzar la meta. Os daremos más información cuando la tengamos. pic.twitter.com/POpQ6vIhra
— Movistar Team (@Movistar_Team) 2019年4月28日
雨の中、サポートカーに乗る姿が撮られえれています。
モビスターのGMが明かすリタイヤの理由
モビスターのジェネラルマネージャーEusebio Unzueが明かすには
「3日前のマヨルカでのトレーニング中にクラッシュして尾骨をかなり強く打撲してしまったんだ。具合は、だんだんと良くはなったけれどね。
今日の天気が悪すぎたね。4時間ほど走ったけれども打った箇所の痛みがひどくてレースを止めたんだ」
ケツを打っていては、ペダリング出来ませんねえ~。
バルベルデのスタート前の恰好を見ても、かなりの寒さであることが分かります。他の選手も長袖でレイン用のジャージを皆着てましたからね。
病院でのレントゲン検査では異常がなかったので、今後数日間の休養をとるようです。これから始まるジロ・デ・イタリアには問題がないことをGMは言ってます。
まあ、GMが言うだけなんで、本当の所は本人しかわからないでしょうが、打撲は長引くので心配です。
モビスターのプラス材料は
De vuelta en la carretera. Gracias a todos por los ánimos!!! pic.twitter.com/6h59wfWMnL
— Landa Meana (@MikelLandaMeana) 2019年2月28日
モビスターにとっての朗報は、ミケル・ランダがリエージュを7位でフィニッシュしたことです。スペインチームのジロのリーダーがイタリアグランドツアーに向けて順調に進んでいることを確認できました。
今年のミケル・ランダはジロでの走りが期待できそうですね。モビスターでの契約の最後の年なのでチームに貢献したい所です。
今シーズン大きな勝ち星のない、バルデルデ。世界チャンピオンとしてもう少し存在感を示してほしい所です。
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