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電動自転車のRad Power Bikesが説明不足だとして12歳の死亡事故を引き起こす

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UnsplashTower Electric Bikesが撮影した写真
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電動自転車ブランドのRad Power Bikeとヘルメットメーカーのジロスポーツが訴えられている。

事故は、12歳の子供二人が下り坂でブレーキをかけたことから始まっている。前に乗っていた子は軽傷だったけれど、後ろに同乗していた子は転倒により数度の手術の後に死亡している。

訴訟では、十分な警告なしに電動自転車を子供に販売していると述べている。

さらに、訴訟によると、娘のモリー・スタインサピルが同乗していた Rad Runner e-bike の設計上の欠陥が事故と彼女の死につながったと言われている。

 

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原因は何?

Image credit: Rad Power Bikes

 

2021年1月31 日、モリーは11歳の親友の後ろに乗っていた。その友人は乗客を乗せることができる RadRunner e-bike を操作していた。

急な坂道を下っているときに、電動自転車は揺れてぐらつき、自転車がクラッシュした。

友人には切り傷や擦り傷があったが、モリーは意識を失い、数回の脳手術の後、意識を取り戻すことはなく、2 月 15 日に死亡している。

訴状によると、RadRunner の操作マニュアルには、このモデルは18歳以上向けであると記載されているが、この警告は、57ページのマニュアルの 49ページ目に小さな活字で書かれているだけ。

これでは、自転車に乗る子供たちへの危険性について顧客に警告するために他に何もしていないのと同じだと言っている。

 

Image credit: Rad Power Bikes

 

設計上の欠陥では、ディスクブレーキとクイックリリース スキュワーを組み合わせて使用​​することが含まれており、ハードブレーキング時に緩み、ホイールがぐらついたり揺れたりする可能性があると述べられている。

訴状によると、1回のハードブレーキでさえ、これが発生する可能性があり、実際にここで発生したとのこと。

フロントブレーキを強く引いたために、ホイールのクイックリリースメカニズムが緩み、ホイールが緩んだためだ。

訴訟によると、元の RadRunner のもう1つの欠陥は、前輪が地面に接触する場所からステアリング軸が地面と交差する場所までの水平距離であるトレール数が少ないことだった。

訴訟では、RadRunnerのトレール数が公道での使用には異常に少なく、高速でバイクが不安定になったと述べている。

e-bikeのメーカーであるRad Power Bikesは和解には、反対しておりライダーの両親に対して反対訴状を提出している。

カーゴバイクなので、二人乗りは出来る。急坂での急ブレーキでなければ事故はなかったかもしれない。ただ、大人がドライバーならば良いけれど、子供同士で乗るというこは想定していなかったのだろうか?

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