ベルギーで開幕したピンクバンクツアー第1ステージ。
開幕はあいにくの雨模様の中始まった。
昨年はコースの不備や、ゴール前のフェンスの設置などで選手から多数の意見が出されていた。今年は改善されているのだろうか?
Stage 1 » Blankenberge › Ardooie (132.1k)
開幕ステージは平坦。ゴールは間違いなくスプリント勝負となるはず。
スプリントポイントは2か所。
ベルギーチャンピオンとなったドリース・デポンは喋りながら走っている。
逃げているのはプロチームの二人。二人は延々と逃がされることになる。
- WILLEMS Thimo(Sport Vlaanderen – Baloise)
- Ludovic Robeet(Bingoal – Wallonie Bruxelles)
逃がせては貰っているが、2分以上のタイム差は与えて貰えない。
こちらは先頭で走っていたBORAのライダーがカーブで中央分離帯をバニーホップで回避しているところ。咄嗟に出来るのが凄い!
二人の長い逃げはラスト21KMで捕まってしまう。ゴールまで距離がないので、ここから逃げるライダーはすぐにつかまるかな。
アムントグレンダール・ヤンセン(Team Jumbo-Visma)が2人で逃げを試みるが13秒のタイムを開くのが精いっぱい。
二人は残り9KMで捕まる。いよいよ集団はゴールスプリントに向けて位置取り合戦が始まる。
しかし、ラスト4.4kmで大落車が発生してしまう。先頭付近を走っていたギヨーム・ボワヴァン(
Israel Start-Up Nation)が下を向いた時に、前走者のホイールに触れてしまう。彼がこけたことで、後ろは大変なことに。
なんと、50人が落車してしまう事態に。
追記 ツイートがあったので補足
🎥 The bunch sprint was with a limited group of 30 to 40 riders because of a massive crash at 4 km from the finish. Here’s the footage. #BinckBankTour pic.twitter.com/d4dT6ZfCCE
— BinckBank Tour (@BinckBankTour) September 29, 2020
ステイン・スティールス(Deceuninck-Quickstep)は手首を痛そうにして座り込んでいたがなんとか走り出す。
ゴール前は、BORAがトレインを組んで前を固める。先頭集団は50人しかいない。
パスカル・アッカーマンがトレインを使ってスプリントを開始したがゴールまでが長かった。
両脇から、追い込まれヤスベル・フィリップセン(Team UAE)に抜かれてしまう。結局パスカル・アッカーマンはマッズ・ピーダスン(Trek)にも抜かれて3位となった。
大落車での最大の犠牲者はオリバー・ナーセンかもしれない。
Naesen kan rechterbeen niet plooien na val, De Bondt duwt hem naar de finish pic.twitter.com/z51PHSNRkS
— Sporza 🚴 (@sporza_koers) September 29, 2020
サポートカーに長く捕まって、片足で漕いでいた。最後はベルギーチャンピオンのドリース・デポンに腰を押してもらって帰ってきている。膝が腫れすぎて大変なことになっているようだ。
リザルト
Rnk | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | Philipsen Jasper | UAE-Team Emirates | 2:59:26 |
2 | Pedersen Mads | Trek – Segafredo | ,, |
3 | Ackermann Pascal | BORA – hansgrohe | ,, |
4 | van Poppel Danny | Circus – Wanty Gobert | ,, |
5 | Bissegger Stefan | EF Pro Cycling | ,, |
6 | Dainese Alberto | Team Sunweb | ,, |
7 | Eekhoff Nils | Team Sunweb | ,, |
8 | Manzin Lorrenzo | Team Total Direct Energie | ,, |
9 | van der Poel Mathieu | Alpecin-Fenix | ,, |
10 | Merlier Tim | Alpecin-Fenix | ,, |
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