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2024 ル・サミン アルノー・デリーが怒り狂った理由とは?

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Image by Lubos Houska from Pixabay
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ベルギーのセミクラシックレース、ル・サミンで優勝候補筆頭だったのはLotto Dstnyのアルノー・デリー。

クラシック最強チームのTeam Visma | Lease a Bikeもおらず、Lotto Dstnyにとっては好都合だった。

しかし、アルノー・デリーは、残り32kmでディレーラー不調でバイク交換。その後、集団復帰しようとした時に、カーブで落車してしまった。ただ、単に滑ったのかと思ったけれど、そうではなかったようだ。

アルノー・デリーの怒りの理由とは

 

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カーブの途中で

アルノー・デリーの落車後の怒りの様子

 

ただ、単に落車しただけでは、ここまで怒り心頭になることはないだろう。これについてアルノー・デリーは、チームバスから降りて答えている。

 

なんてクソみたいなレースなんだ。不運だ。運が悪かった。すべてコントロールできていたし、バイクを乗り換えるタイミングだった。ディレイラーが当たったんだと思う。

 

プロトンに追いつくため、カーブでスリップした。それは自分のミスだったのだろうか?

落ち着いていたし、リスクも冒さなかった。でも突然ブレーキがかかった。

あのコーナーであのようなブレーキングをした審査員の意図がわからない。僕はかなりのスピードであそこに到着したのに、クルマは止まっていた。

 

右上の写真の黒い車が陪審員、後ろはEquipo Kern Pharmaのサポートカー

 

どのチームか忘れたけど、もしあの後続車があそこでスピードをキープしていれば、クラッシュはしない。あのコーナーであんなブレーキングをするなんて、審査員には理解できない。

僕はかなりのスピードであそこまで来たのに、クルマは止まっていた。とても驚いたよ。あそこでブレーキを踏んではいけないんだ(笑)

たしかに自分も地面にぶつかったが、自分に落ち度はない。

高速道路をすべて封鎖したようなものだ……。なぜあんなことをしたのかわからない。だから彼らに感謝しないとね。

こんなときに冷静でいるのは難しい。勝つチャンスはあったのに。あれだけの脚があれば……。スプリントを見れば、勝利は間違いなくそこにあった。

悔しいけど、前向きに考えないと。日曜日からはパリ〜ニースが目標だ。

 

身体のケガの様子は?

膝は……また同じ膝だけど……ちょっとボロボロだけど、これから少し農場で働くつもりだ。私の自信は確かに失われていない。

 

原因は、陪審員の車がカーブでスピードを落として止まったことが原因だ。画像ではEquipo Kern Pharmaの車をさけるためにアルノー・デリーがよけて、滑っている。

ただ、単にカーブで滑った訳ではなかったのだ。

アルノー・デリーは、まだ勝利がない。自分の意見としては、オンループ・ヘットニュースブラッドではなく、クールネ〜ブリュッセル〜クールネに出場して、スプリントを狙ったほうがよかったのではないかと思う。

ただ、クールネ〜ブリュッセル〜クールネもワウト・ファンアールトの走りについていかなければ、勝利はなかった訳だけど。

アルノー・デリーの今シーズン初勝利は、もうしばらくお預けだ。

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