ベルギーのセミクラシックレース、ル・サミンで優勝候補筆頭だったのはLotto Dstnyのアルノー・デリー。
クラシック最強チームのTeam Visma | Lease a Bikeもおらず、Lotto Dstnyにとっては好都合だった。
しかし、アルノー・デリーは、残り32kmでディレーラー不調でバイク交換。その後、集団復帰しようとした時に、カーブで落車してしまった。ただ、単に滑ったのかと思ったけれど、そうではなかったようだ。
カーブの途中で
AI! Topfavoriet Arnaud De Lie smakt tegen de grond en moet opgeven in #LeSamyn
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— Sporza 🚴 (@sporza_koers) February 27, 2024
ただ、単に落車しただけでは、ここまで怒り心頭になることはないだろう。これについてアルノー・デリーは、チームバスから降りて答えている。
なんてクソみたいなレースなんだ。不運だ。運が悪かった。すべてコントロールできていたし、バイクを乗り換えるタイミングだった。ディレイラーが当たったんだと思う。
プロトンに追いつくため、カーブでスリップした。それは自分のミスだったのだろうか?
落ち着いていたし、リスクも冒さなかった。でも突然ブレーキがかかった。
あのコーナーであのようなブレーキングをした審査員の意図がわからない。僕はかなりのスピードであそこに到着したのに、クルマは止まっていた。
Arnaud De Lie sakkert na schuiver in Le Samyn: “Waarom remden die auto’s? Ik ga niet in de fout, hé” https://t.co/Wz8qs8GtXm pic.twitter.com/QJ7OPYh5x9
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どのチームか忘れたけど、もしあの後続車があそこでスピードをキープしていれば、クラッシュはしない。あのコーナーであんなブレーキングをするなんて、審査員には理解できない。
僕はかなりのスピードであそこまで来たのに、クルマは止まっていた。とても驚いたよ。あそこでブレーキを踏んではいけないんだ(笑)
たしかに自分も地面にぶつかったが、自分に落ち度はない。
高速道路をすべて封鎖したようなものだ……。なぜあんなことをしたのかわからない。だから彼らに感謝しないとね。
こんなときに冷静でいるのは難しい。勝つチャンスはあったのに。あれだけの脚があれば……。スプリントを見れば、勝利は間違いなくそこにあった。
悔しいけど、前向きに考えないと。日曜日からはパリ〜ニースが目標だ。
身体のケガの様子は?
膝は……また同じ膝だけど……ちょっとボロボロだけど、これから少し農場で働くつもりだ。私の自信は確かに失われていない。
原因は、陪審員の車がカーブでスピードを落として止まったことが原因だ。画像ではEquipo Kern Pharmaの車をさけるためにアルノー・デリーがよけて、滑っている。
ただ、単にカーブで滑った訳ではなかったのだ。
アルノー・デリーは、まだ勝利がない。自分の意見としては、オンループ・ヘットニュースブラッドではなく、クールネ〜ブリュッセル〜クールネに出場して、スプリントを狙ったほうがよかったのではないかと思う。
ただ、クールネ〜ブリュッセル〜クールネもワウト・ファンアールトの走りについていかなければ、勝利はなかった訳だけど。
アルノー・デリーの今シーズン初勝利は、もうしばらくお預けだ。
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