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シーズン9勝をあげたティム・メルリエが原点回帰でシクロクロスに挑む!

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Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt
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2021年に最も進化したスプリンターの一人と言えば、Alpecin-Fenixのティム・メルリエだろう。

シーズン9勝のうち、ジロでもツールでも勝利したのは驚きの活躍だ。彼の原点はマチュー・ファンデルプールと同じくシクロクロスにある。

ティム・メリエは当初、土曜日にエッセンでシクロクロスのシーズンをスタートさせる予定だった。

しかし、最終的にはデビューを1日延期し、日曜日にフランスのトロワでスタートする。

チームメイトのジャンニ・フェルメルシュと同様に、ミデルケルケでのベルギー選手権の後のオテゲム(Otegem)で終わるという限られたシクロクロススケジュールとなる。

 

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短期的な目標が必要

 

ティム・メルリエは現在フルタイムのロードサイクリストだが、シクロクロスは彼の原点だ。

 

素晴らしい準備であることに変わりはない。冬場にそのような競争意識を経験することは、おまけのようなものだ。

そうすれば、自分が何のためにトレーニングをしているのかがわかり、モチベーションが上がる。

短期的な目標を持たずに、冬の間ずっとロードサイクリストとしてトレーニングすることは、今でも不思議で難しいと感じている。それが必要なんだ。

 

ティム・メルリエは、ジロとツールに初出場。勝利は上げたが、ジロでは胃の不調と倦怠感のためにリタイヤ。

 

更に、ツール・ド・フランスでは落車もあり、肉体的にも精神的に限界に達してリタイヤ。

来年の目標は、10日以上のステージレースで回復して実力を発揮することが出来るようになることが最優先だろう。

すでに、レーススケジュールにジロとツールが入っている。ジャスパー・フィリップセンとマチュー・ファンデルプールとの関係もあるが、再びスプリントで勝利を狙うはずだ。

 

シクロクロスのスケジュール

Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt

 

ティム・メルリエのシクロクススケジュールはまだ完全には決定していない。本人の希望としては、ベルギー選手権のあとのオデゲムまで走る予定だ。

初戦のトロワは、昨年マチュー・ファンデルプールの兄が優勝している。

 

  • 12月12日:トロワ(フランス)
  • 12月18日 : ルッフェン(ワールドカップ)
  • 12月27日:ヒュースデン=ゾルダー(スーパープレスティージュ)
  • 12月29日:ディーゲム(スーパープレスティージュ)
  • 12月30日:ロエンハウト(X2Oトロフェー)
  • 1月2日:フルスト(ワールドカップ)
  • 1月5日:ヘーレンタルス(X2Oトロフェー)ワウト
  • 1月9日:ミッデルケルケ(ベルギー選手権)
  • 1月10日 : オデゲム(Otegem)ベルギー

 

ティム・メルリエは短期的にシクロクロスに参加するだけで、米国の世界選手権まで行う予定はない。時差ボケがいつも起こり、あまり調子が良いことがないからだ。

1月一杯まで、シクロを行って春のレースに支障があっても良くないし。それでも、急に調子がよくなったらドアを半開きにしておいて考えるらしい。

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