サガン(Bora-Hansgrohe)は、オンラインプラットフォームを使用して屋内でレースをするという考えを却下した。
自分を「バーチャルサイクリストではなく、リアルサイクリスト」であると表現している。
サガンは、モナコ在住。モナコはコロナウイルスの制限により、人々は外に出て運動することができない。
レースはないので、サガンは自分の状態を維持するためにホームトレーナーに乗るしか方法がない。
現在の状況報告
私はローラーに乗るのが嫌いだが、今では彼らは私の友達だ。
とサガンは、InstagramのビデオQ&Aで述べている。
サガンは、チームが提供するWahooスマートトレーナーを使用して、トレーニングしているが、「バーチャル」でのレースには線を引いている。
多くのプロが自宅から、バーチャルレースに参加中だ。彼のクラシックのライバル達はフランダース「ロックダウンエデション」に参加している。
だが、これに対してサガンは
この期間がどのくらいになるかはわからないが、Zwiftレースは、自分の状態、自分のやっていること、準備などの点で良いとは思わない。
私は本物のサイクリストで、仮想のサイクリストではない。
もしこれが将来のことだとしたら……そうは思いたくないけど。そうなったらZwiftで電動自転車でレースをするね。それについてどう思いますか? 冗談だ。
サガンはバーチャルレースで頑張ろうとは思ってないようだ。
レースと言っても、実際のロードレースとZwiftは違う。Zwiftの場合には、自分のパワーだけで勝負がつくので、駆け引きとかポジションとか関係ない。
やはりバーチャルであり、リアルではないということなのか。当たり前だけど。
「私たちは他人の世話をしなければならない」
サガンは、3月初旬にパリ~ニースから戻って以来、モナコに在宅している。
予防策として、彼は3週間自己隔離し、チームメイトのオスカー・ガットから食べ物を貰った。それ以来、彼は息子とより多くの時間を過ごすことができたことを幸運に思っている。
「目立たないようにしたかった」とソーシャルメディアの最新情報が不足していることをお詫びしている。
私と家族は元気だ。私はローラーでトレーニングし、コアトレーニングスケジュールを毎日実行しているが、皆と同じように、トレーニングやレースでの道を外れていることは明らかだ。
以前の通常の生活に戻るのを楽しみにしているが、当面は、公式の指示に従い、家にいる必要がある。
今週初め、UCIは2020年の新しい救済レースカレンダーを発表した。
ツール・ド・フランスは8月29日から9月20日に延期され、続いて世界選手権、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャが続く。
サガンの主なターゲットであるモニュメントのクラシックの日程は、まだ未定だ。
彼らが新しいスケジュールを作った後、私は体調を維持しなければならない。いくつかのレースがあるなら、準備ができていなければならない。
UCIは、主要なレースオーガナイザーと共に、この困難で例外的な状況で私たちのスポーツのために最善を尽くそうとしている。このような危機に遭遇するのは初めてだが、専門家は私よりもはるかに上手に進む方法を知っている。
私にとって、それはただ待つこととルールに従うことだけだ。私たちが安全に再びレースをすることができる時、ファンがこの美しいスポーツを再び楽しむことができるように道に戻る。
サガンは、プロサイクリングスポーツは、コロナウイルスのパンデミックの規模に関しては軽微であることを認めて締めくくっている。
他の人々をもっと大事にし、この状況を尊重しなければならない。
私は健康で、家にいて、息子に会い、トレーニングをしており、自分の仕事をしている。問題はない。世界中の多くの人々がさらに苦しんでいる。それらを尊重し、より人間的になるために。
サガンは今のおかれている状況をよく理解しており、トップアスリートとして模範を示している。
今は誰もが我慢し、待つしか方法がないということだろう。
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