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キャリア10勝のパトリック・ベヴィンが契約があるのにやめる理由とは?

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Photo credit: aureliomerenda on Visualhunt.com
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Team dsm-firmenich PostNLは、パトリック・ベヴィンが2025年のワールドツアーチームとの契約最終年を待たずに引退することを発表した。

33歳のニュージーランド人で、キャリアで10勝もしている。それなのに何故契約満了を待たずに引退を表明したのだろうか?

自身のInstagramで引退のコメントを投稿している。

 

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引退の理由とは?

 

パトリック・ベヴィンのプロとしてのキャリアは、2009年のジュニア最終シーズンにオセアニアロードレースのタイトルを獲得したことから始まった。

その後、アメリカのBissell Pro Cyclingで4シーズンレースに出場。2015年にはヘラルド・サンツアー第4ステージでUCIレースでの初勝利。

さらに、2025 ツール・ド・タイワンと2025 ツール・ド・コリアのステージで優勝。

2016年にCannondale – Drapac Pro Cycling Teamでワールドツアーデビュー。 その後、BMC、CCC Team、Israel – Premier Techでレースに出場し、2023年にTeam dsm – firmenichに移籍した。

2019サントス・ツアー・ダウンアンダー第2ステージでワールドツアー初勝利。

2022年Israel – Premier Techに在籍していた時に、2022 ツアー・オブ・ターキー第7ステージで、4人の逃げからゴール手前1kmからの意表を突いたアタックで単独ゴール。

 

第8ステージは悪天候で途中で中止となったのでパトリック・ペヴィンは自身初めての総合優勝をしている。

 

さらに2022 ツール・ド・ロマンディ第3ステージで、イーサン・ヘイターを破ってワールドツアー2勝目を挙げている。

 

だが、パトリック・ベヴィンは2023年シーズンから2年間低迷。

これは、2020年に不整脈を患い、一時はレースから遠ざかっていたことから始まる。心臓の手術を受けて問題を改善したが、 この問題が2024年に再発した。

2023年シーズンは最盛期の4ヵ月間、レースから遠ざかっていた。 さらに、2024年シーズンは、ボルタ・ア・カタルーニャ第1ステージでリタイヤしてからレース出場していない。

しかし、チームもベヴィンも、早期リタイアの理由として心臓の問題には触れていない。だが、これが原因としか考えられない。

 

パトリック・ぺヴィンのコメント

今日は一つの時代の終わり、プロ自転車選手としての最後の日です。非常に厳しい過去2シーズンを通して信じられないほどサポートしてくれた@dsmfirmpostnlに感謝しますが、今日をもって引退します。

これは単にシーズンや契約の終わりではなく、約15年前に『ギャップイヤー』で始まった夢の追求の終わりでもある。私は全力で追い求めてきた。

信じられないほど多くの素晴らしい人々と出会った。遠くまで旅をしてきた。サイクリングが私にもたらしたすべてのことに永遠に感謝する。

 

 

 

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