ツール・ド・ラ・プロヴァンス第2ステージのゴールシーンは中々見ごたえのあるものだった。
だが、このゴール前で激しく転倒しているライダーがいた。
モビスターの21歳の若手、マッテオ・ヨルゲンソン(Matteo Jorgenson)だ。
大きなケガはなかったが、彼の落車の原因が良くない。
ゴール手前での出来事
En vidéo : le sprint victorieux de Ballerini devant un Ciccone qui se découvre des talents de sprinteur. Il sera à suivre avec attention demain dans le Mont Ventoux. En fond la chute de Matteo Jorgenson
— Dossard 13 🚲 (@Dossard_13) February 12, 2021
マッテオ・ヨルゲンソンは、良い位置につけており当然勝利を狙えるチャンスがあった。上記のテレビ動画では落車した原因はわからない。
雨のため路面が濡れていたので、滑ったのかと思っていたけど。
本人のツイートを見てみると
Sucks to miss out on a real chance at my first pro win like that. Let’s all refocus on the real safety problems in our sport @UCI_cycling Barriers, road furniture; NOT RIDER POSITION https://t.co/JcuF8dCqLZ
— Matteo Jorgenson (@MatteoJorg) February 12, 2021
プロ初優勝のチャンスを 逃してしまったのが残念だ。我々のスポーツの本当の安全性の問題に 焦点を合わせましょう。バリア、道路の設備、ライダーのポジションではない。
上空からの写真が添付されているが、画面の下側で、赤いジャケットを着た観客がフェンスを越えて道路内に出ていたことにより、ぶつかったようだ。
マッテオ・ヨルゲンソンは本当に悔しかっただろう。ゴール手前でも、ロットのフロリアン・フェルメルシュと共に逃げていた。
逃げにも乗り、ゴールでもスプリントに加わって勝利を狙える位置にまでつけていたのだから、悔しい気持ちは人一倍のはずだ。
マッテオ・ヨルゲンソンは、2020年からモビスターに所属しているが、彼の最高の成績を収められるチャンスはあえなく消えてしまった。
しかし、これだけの走りを見せることが出来るのならば、間違いなく勝利を掴む日も近いだろう。
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