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天才トム・ピドコックのシクロクロス世界選手でのウォーミングアップルーチンが凄まじい

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Photo tompidcock instagram
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イギリスのトム・ピトコック(Trinity Racing)は天才と称されている。シクロクロスでは2019年U23世界チャンピオン。

2019UCI世界選手権ロードU23では3位。マウンテンバイクでもU23国内チャンピオンだ。つまり、マチュー・ファンデルプールと同じように、全てのバイク種目で秀でているのだ。

トム・ビドコックは、今年20歳ながらU23を通り越してシクロクロス世界選手権ではエリートに出場する。

その彼がレース前に行うルーチンが凄まじいので見てみよう。

 

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シクロクロスはスタートが重要

シクロクロスレースで好調なスタートを切ることはとても大切。そのためレースの準備を正しく行うことが重要だ。

とトム・ピドコックは語る。

トムはWahoo KICKRでウォーミングアップを行う。どんな天候であろうと適切なセッションが得られることがわかっているので、とても貴重なトレーニングツールだ。

 

Photo Wahoo

トム・ピドコックは30分間ウォームアップし高強度のレースに向けて準備するため、各セットの強度を徐々に高めていく。

最大セットである3セットを含み、その後短い休憩をはさんで、クールダウンで終了する。彼のコーチは30分の間、トム・ピドコックのアップを監視して状態を見守る。

 

トム・ピドコックの30分間のウォームアップ

Photo tompidcock instagram

ハイギアを選択するが、同じギアを使用出来るようにしている。

トム・ピドコックのウォームアップ
  • 10分:ウォームアップ– 90RPM
  • 1分: 370ワット–激しい努力
  • 2分:回復–約90RPM
  • 1分: 370ワット–激しい努力
  • 2分:回復–約90RPM
  • 1分: 370ワット–激しい努力
  • 2分:回復–約90RPM
  • 15秒:最大回転数
  • 2分:回復–約90RPM
  • 15秒:最大回転数
  • 2分:回復–約90RPM
  • 15秒:最大回転数
  • 5分:調子の良い簡単なペースで終了

10分間のウォームアップのあとに、いきなり370ワットって((+_+))

しかも、回復の時にも90回転では回している。よく選手がアップの内容をアップしてくれているが、370ワットとか見たことがない。

普通の人は370ワットで1分もまわせんし(^^;  これだけハードにやったらレース前に終了してしまいますね。

まあ、世界のトップ選手はこれくらいやらないとダメなんでしょうねえ~。しかも、シクロクロスはスタートが命なので全開で走り出せないといけない。

今夜の世界選手権ではどんな走りを見せてくれるのか楽しみですね。

 

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