マチュー・ファンデルプールの所属するAlpecin-Fenixがパリ~ルーベのコースをチームで試走している。
Alpecin-Fenixはワイルドカードでパリ~ルーベの出場権を獲得しており、マチュー・ファンデルプールは初出場となる。
チームは月曜日からクラシックの試走を開始。マチュー・ファンデルプールはパリ~ルーベのコース107kmを3時間で走り切っている。
レースペースで走り切る
Alpecin-Fenixチームは、月曜日にパリ~ルーベのコース。火曜日にフランダースツアー、水曜日にゲントヴェヴェルヘムを試走する。
試走したメンバーは、ベルギーチャンピオンのティム・メリエやマチュー・ファンデルプールなどクラシックに出場する15人。
ここで、マチュー・ファンデルプールは凄まじい走りを見せる。
まず、Templeuve (l ‘Epinette)のセグメントで 1個目のKOMを獲得。
距離は240mと短いが、2位のマイク・テウニッセン(Team Jumbo-Visma)よりもアベレージにして3km/hも速い!
これだけ短い距離で差をつけられたら実際のレースでは一気に離れてしまう。恐るべき加速力だ。ここがKOMだとわかっていて全力で走っている訳ではなく、練習でこのタイムなのだから凄い。
二つ目のKOMは、Pavé Bourghelles à Wannehainのセグメント。
カーブになっているパヴェ部分の1.18kmを1分40秒で駆け抜けている。ペスト10にはそうそうたるメンバーが並ぶ。
2位はイーリョ・ケイセ。4位には2019年にパリ~ルーベを走ったフェルナンド・ガビリアの名前もある。ガビリアは流石にレースではゴール出来ていない。
マチュー・ファンデルプールは試走でレースで走っているライダーよりも速い。さすがシクロクロス世界チャンピオンの石畳を走る技術と走力は抜群だ。
実際のレースで、どれだけ他のライダーより速く走れるのか見ものだ。
イル・ロンバルディアのワイルドカードも受け取る
マチュー・ファンデルプールのレーススケジュールも書こうかと思ったが、イル・ロンバルディアを主催するRCS SportからAlpecin-Fenixにワイルドカードが発行された。
ロンバルディアは8月15日の開催だ。
マチュー・ファンデルプールは、ストラーデビアンケ、ミラノ~サンレモに続いてロンバルディアにも出場するだろう。
彼のレーススケジュールは、さらに新しいレースで埋まっていくだろうから、もう少しして書きたいと思う。
ついでに、ジロにも招待してくれると面白いのだけど、どうかな?
コメント